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BTS新参者、ジョングク「Seven」進撃の2週間を振り返る

2023年7月14日、黄金マンネがソロデビューした。

BTSに沼堕ちしてから、メンバーのリリースをリアルタイムで見るのは初めてだ。
少しずつ全貌を見せていく、K-POPプロモーションの妙にうなる2週間だった。そして怒涛すぎる…!

難しい考察はできないので、この2週間で私が感じたこと、萌えたことを、いつも通り書き散らそうと思う。個人の感想です、あしからず…!

心がかき乱される怒涛のカムバック

すべてはここから始まった(公式画像をお借りしました)

最初に「素肌にジャケット羽織ってね…?」とざわつかせる写真とともに公開スケジュールがドロップされ(スケジュールのQ数がちっちゃすぎて、めっちゃ拡大したよね)、その後にコンセプトフォト(カルバングクで耐性あったから辛うじて生き残れた級の殺傷力)、ごく短いPR動画(挑戦的な流し目とウインクで無事墓入り)、ビハインド、ワンフレーズだけ聴き取れるティザー、そして本MV、Clean版とExplicit版の音源が数日おきに公開された。ここでようやくデビュー日(ぜぇはぁ)。

そのあと息つく暇もなく、GMAでの初パフォーマンス、5歳児できゅるきゅるのSpotify PR動画、ダンプラ動画、別リミックス音源、ラジオ出演。
GMAの後は、もちろん?本人のWライブ。そしてビハインド。
その合間にも、MVの考察や歌詞の翻訳でSNSは大盛り上がり。

テテとW推しの身としては、あの日の棺桶ウサギキーホルダーやシャンデリアの答え合わせ(あれはスポ…なんだよね?)や、
MVで着てるTシャツがテテとお揃いなこと、CELINEアイテムや、テテが好きな向日葵の花束が登場することなど、テテを思わせるエッセンスの数々に、メンバー同士のつながりを感じられてうれしかった。
どこまで意図的かわからねど、「妄想させる余白って大切だよな!」と1人で深くうなずきました。妄想は自由だから、取り締まれない。

MVで公式と解釈の一致を見る

話は戻って、デビュー日の13時。
仕事中のランチタイムと合わせ、Weverseの通知と同時にMVを見た。

クリック前に視界に入った映像サムネが、2人がお風呂に入っているように見えて、動揺したのを覚えてる(慌てすぎ)。

そこからは、私が細かく話すまでもないですね。
ハン・ソヒ様を地の果てまで追いかける
週7の激重ジョングクがそこにいました。

歌はもちろん、顔も体も仕上がってて最高。
見覚えのあるきゅるきゅるした笑顔も、
初めて見た気がしてどきりとした、恋に思いつめたような表情も、ジョングクの「今」がみっちり詰まった4分。

それにしても、声質が本当に英語に合ってるのか、まるで違和感がない。
普通の洋楽だと思ってShazamして、「え?これBTSの人?」と驚く人が 多そうでわくわくする。沼へようこそ!

たくさん練習したのもあるだろうけど、意味や発音すっ飛ばして耳で覚えて歌ってるんだろうなと思うパートがある気がする。
大好きで定期的に見る、グクの「KICK BACK」カラオケなんて、本当にそんな感じ。
この曲、ピッチが早くて米津&ツネの癖が強くて難しいと思うのに、難なく歌い上げて日本語もまったく違和感がない。
グループのボーカルラインは喉から音源の人ばかりで気づきづらいけど、ソロで改めてグクの歌唱力に気づかされた。

※歌詞付き動画お借りしました

話がそれた。
MVのわんこみが強い激重ジョングクが、私が好きなジョングクで、完全に「公式と解釈一致!!」だったのがうれしかった。

私がグク沼に堕ちたもう一つの要因

主人公に萌えない私がグク沼に堕ちたのは
彼の子どもから大人への羽化の煌めきに魅了されたのが大きいけれど、
(とくに昔は)なんでもできるわりにどこか自己肯定感が低そうで、かつ嫉妬深く愛が重そうな所が、私の癖(へき)にぶっ刺さったのも大きい。
(完全に別界隈ですが、数年前に「おっさんずラブ」の牧にどハマりしたのも同じ系譜)

何かの映像でその片鱗を感じて調べたら、出るわ出るわ、グク嫉妬映像。
それは考えすぎでは…って映像もあったけど、そんな中で出会ってしまったこの公式神回。

※日本語字幕映像お借りしました。この回の映像はたくさんありますが、この映像は最後の結果発表パートが最高で、定期的に見てしまう

ARMYで知らない人はいないのではと思う
エゴマの葉論争。
恋人が、自分の友人のエゴマの葉を剥がすのを手伝うのを許せるか?許せないか?で、価値観を占うものらしい。

最年長SINの2人が「何が問題なの?」と不思議顔、ホビが「信頼関係があれば問題ないでしょ」と大人の回答をするなか、グクは徹底的に拒絶。
「アンデェ!(ダメでしょ)」をbotのように繰り返し、最終的には「(これを許したら)手をつないで、目を合わせて、結婚しちゃうんだよ!」と叫び、ヒョンたちの爆笑を誘う。
本人はいたって本気で、なぜ他の人は許せるのか、本当に理解できないという表情。
どこまで台本なのか分からないけれど、束縛が激しそうで、付き合うのがしんどそうな様子に、ひっそりと私の愛は深まった。

ちなみにテテは、手伝うことそのものより、その過程で箸が触れ合う(つまり間接キス)が嫌だと一生懸命主張し、誰の支持も得られませんでした…かわよ…

マンネ2人が本当に本当〜〜に!かわいかった神回。
万一ご覧になってない方がいたら、この記事を即閉じして映像を見ることを強くおすすめします!

ダンスは一体どうなるの…そしてついに来た!(即墓)

話がそれまくっている。
そんな感じでMVはぶっさり刺さったが、グループのカル群舞で堕ちたダンス派閥としては、ダンスが気になる。

結局リアタイできなかったGood Morning Americaのパフォーマンス映像、数時間にすぐ公式にあげてくれてうれしかった。
釜山コン以来のARMY目前でのパフォーマンスで煌めく笑顔、直後のWラで体調や喉の調子が悪かったことを話していたけれど、そんなこと微塵も感じさせない。
改めて彼は「生まれながらのステージシンガー」なんだと、実感した。

一緒に歌ってくれた「Dynamite」、初めて見た(だよね?)胸のヒット!
胸筋に裏打ちされた、ダイナミックなモーション。
その後のシャツはだけ→肩タトゥーお目見えまで、完璧。
この前後が再生の山になっているのも納得。繰り返し見たくなるよね…!

ライブ動画も素敵だけれど、やっぱりダンプラ動画でしっかり見たい…と手ぐすね引いて待ってたら、パフォーマンス動画キターーー!(毎日心が忙しすぎる)

息をつめて、見た。
歌うのはExplicit版なのね。いいぞいいぞ。
…あぁ、やっぱり一味違う。

ここ、最高ですよね…?
至近距離からもう一度

GMAの時に「かっこよ…!!」と思いながらも、カメラの角度的によく見えなかったこのコレオ。一番楽しみにしていたパート。
マイケルのオマージュなのかな?
ハットをぐっと上げるような独特のモーション。数回出てくるだけなのに、とても印象的。

…すごく素敵だったけど、なんだろう?言葉が色々と出てこない。
すごくよかったです…(語彙が消失)

ジョングクのソロ活全体に思うこと

推しのソロ活はまだ始まったばかり。
すでにいくつか記録を打ち立てているけれど、これから何が起きて、黄金マンネが何を成し遂げていくのか、とても楽しみ。

これだけ経済的に成功し、名だたる巨大ファンダムを抱え、品行方正なイメージを常に求められ、言動の少しのミステイクが国際問題に発展しかねない、もしかしたら唯一かもしれないグループになってしまったBTS。
(ナムさんが英語を一生懸命勉強したのは、誤訳によって韓国のイメージが悪くなることを防ぐプレッシャーもあった、と何かで読んで胸が痛くなった。それを20代半ばの男子が背負う重みたるや…)

そんなグループを離れたソロ一発目でどんなイメージで現れるか、選択肢は無限だが、ミステイクは許されない。
本人がやりたいこと、ファンが求めること、グループでは打ち破れない障壁の突破…考えるべきことはたくさんあるだろう。

そんなミッション・インポッシブルな中で出された解として、すっごくよかったな!という感想しかない。
私が大ッ好きな「愛情重ため」イメージそのままだったこと。
ジョングクには珍しい、白成分が多めのスタイリングで、彼が生来持ちあわせている清廉さとかわいらしさが増長されたこと。
「fxxkin' you」と繰り返し歌っても生々しくならないキャラクター、声のトーン(「lovin' you」と歌うか「fxxking' you」と歌うか溜めて、ARMYの反応を楽しむWラがかわいすぎたよね…こういう男子みにときめいてしまう)
意図的に作ろうとしても作れない奇跡がいくつも重なって、今回のソロプロジェクトは成功したんだと思う。

あと、もう一つの重要な要素・タトゥー。

私はまだ彼らを知らない頃だけれど、2019年の長期休暇にタトゥーを刻んだ後、グクは長袖を着せられ、グローブをはめさせられ、徹底的にタトゥーを隠すように指示されていたと何かで読んだ。
彼が心をこめて刻んだであろうARMYの文字にテープを貼られた、痛々しい写真も見たことがある。

そこから4年。
「Seven」はコンセプトフォトも含め、肩までびっしりと入ったタトゥーありきのプロジェクトだと感じる。
一つのアクセサリー、いやもっとだ、目や口と同じく一つの身体のパーツのような主張。
コンセプトフォトの髪も衣装もモノトーンで構成されているから、タトゥーの艶やかな色に視線が惹きつけられる。
パフォーマンス時のシャツがオーバーサイズなのも、意図的ですよね…?

最後にドロップされた半裸画像を貼りたかったですが、自粛

彼にとって、自我を保つために大切にしているだろうタトゥー。
詳しいことは彼の口から語られるのを待つしかないけれど、今回のプロジェクトでグクが本当にやりたいことをやれて、それによって今幸せなら、どこまでもついていくよ!見届けるよ!という感情で今ここにいる。
今は少し体調が悪いようで心配だけれど、元気にソロプロジェクトを完走してほしいな…(グクにはどうして、母性爆発目線になっちゃうんだろう、テテにはこうはならないのに)

頭に思い浮かぶことを吐き出して、またもとりとめがない記事になってしまった。
この夏は街中で「Seven」を聴く、二度とない夏になる。
読んでくださった方、ありがとうございました!

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