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オンライン日本語講師になる

2週間くらい前から、あるサイトのオンライン日本語講師の登録申請をしていました。

書類審査、自己紹介ビデオ審査、オンライン面接を通過し、やっと合格をいただきました!!

コロナの影響で講師応募者が殺到しているため、講師登録は狭き門のようです。他にもいくつかのサイトに講師登録申請中なので、サイト名は控えておきます。

私はもともと新卒でマニラにある日本語学校で日本語講師をしていました。看護士・介護士候補者や技能実習生に日本語を教えていたのですが、出産をきっかけに退職しました。

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他の会社で営業の仕事も経験したのですが、やっぱり日本語講師をもう一度やりたいと思い、最近まで別の日本語学校で勤務していました。

私は日本語講師兼日本人総務マネージャーをしていて、日本語学校の全体的な改善と新しいカリキュラムの作成をしました。

17名のフィリピン人日本語講師と約800人の生徒がいたので、私は対面・オンラインともに、生徒には事前予告なしに授業に入り、会話練習をしていました。他には講師向け授業、模擬授業のチェックと評価、授業改善提案、教科書の改訂などいろいろなことをやりました。

フィリピンの日本語学校には、日本語ネイティブの講師はほんのひと握りしかおらず、タガログ語で教えられる講師はかなり少ないと思います。

看護士や介護士候補者だと大卒が多く比較的英語が上手なので、習得も早く教えやすいです。技能実習生となると、地方の公立高校卒が多く年齢や性格もありますが、英語の解説すら理解できないので、教えるのもひと苦労です。主に技能実習生を教えていたので、日本で日本人と働く前にネイティブ講師と話せて嬉しいとの反応でした。

対面授業は申請して許可されたのですが、通常の50パーセント以下の稼働率に留めること、プロトコールに従うことなど細かいルールが決められていたため、8割はオンラインで授業をしていました。生徒数も教室の数も限られた中で授業をしていたので、『日本語学校の意味とは何か』について考えました。


日本語講師は日本語学校じゃなくてもできるのでは…?


そう思っていた、今年2月2日のことでした。名目上は雇用契約終了と言われましたが、コロナの影響で解雇されました。もともと危ない会社で、数多くの法を犯していると後から知りました。サヨナラできて逆によかったです。

コロナで生活様式が変化する中、在宅勤務も一般的になってきました。タイミングよく?解雇されたのをきっかけに、オンライン日本語講師を始めることにしました。

特に資格を持っているわけではないのですが、幸い2年間の講師経験があるため、基本的な教材や教授法も知っていますし、フィリピン以外の国の生徒にも教えられるいい機会だと思いました。

インターネット回線が不安定で遅いのが気がかりですが…とりあえずやってみます!



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