見出し画像

自己喪失

(投稿: 2024.7.12)

学生時代は、人生の中で最も充実していた期間だった。満足感と自信に溢れ、自分の人生を歩んでいる感覚があった。自分の使命を自ら見出し、それらを達成することに生きがいを感じていた。

でも社会人になってからは、人生の目標と生きがいを失い、虚無感に襲われるようになった。自分の使命を見出すことができず、転職を繰り返すも見つからない。

闇から這い上がることができない自分への失望感

自分は何者なのか、自分は何を望んでいるのか、自分は何をしたら満足するのか、全く分からなくなるという自己喪失感

これらの感情に心が侵食されて、自分に対しても、自分の人生に対しても、完全に自信を失う

気づいたら、心と体が壊れていた。

精神的にタフだったはずなのに...
私の心は脆弱化し、周囲の人や環境から受けるストレスへの耐性が壊れて、心も体も疲れ切って常にだるい。

何もやる気が起きず、日常生活を送るだけで精一杯。

食欲を失い、体重は2年間で10kgも落ちて、骸骨化。栄養失調で体はボロボロなのに、体が食べ物を受け付けない。

生きているのに生きた心地がしない日々...
何のために生きてるのか分からず、全てのことに意味を見出すことができなくなっていた。

それでも死にたいとは思わなかった。
希望はないけど、この状況から脱しなければいけないという気持ちはあった。
それでも心配してくれる周囲の人たちに弱音を吐いて頼ることはできなかった。

ひたすら自分を責めて、自分で解決しないといけないと自分を追い込んでいた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?