７０年の月日

今年の1月6日に産まれた甥っ子が
定期的に家に来ます。

姉のお仕事が忙しいので
朝から夜遅くまで
家に居ることもしばしば。

そして
姉があまりにも忙しい時は
私と母で甥っ子を
お風呂に入れます。

母がお風呂に入り
私は甥っ子を出し入れします。

初めてお風呂に入れた日
私はちょっとしたショックな
気持ちを抱きました。

それは

母の貧相な体と
甥っ子の肉付きのよい体の
対称的すぎる裸体。。

母が
弱々しいと感じ
可哀想にもなり
なんだか
悲しくもなり

産まれたばかりの
甥っ子と
７０年生きてきた
母。

月日の経過を
ワープしてしまったのです。

甥っ子も
７０年したらこうなるだろうし
母も生れたては
こうだったのです。

そんな月日の経過。。。。。
当たり前なのですが
母が

どう生きてきた。

とかではなく
見かけからの、この差を
なんだかとても

むなしい？
悲しい？

なんとも言えない気持ちになったのです。
その後
気持ちが落ち込みました。

しかしですよ
その真ん中が
(ちょっと母よりですが)

私だー！

と、思って
ちょっくら
面白くもなりました。

私も
母のようになるだろうし
甥っ子のように産まれたのです。