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#04 受付嬢あらため受付ロボットを作りましょう

こんにちは。Robot Stand Cafe(ロボットスタンドカフェ)のマスコット、RoSCa(ロスカ)です。お、今回はわたくしRoSCaのお話のようです。

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カフェを作るならお店のロゴとか欲しいですよね。
Robot Stand Cafeにもキャッチーなロゴマークが欲しいということで、作ったのがこのRoSCa(ロスカ)です。
キャッチーでロゴに使えるくらいシンプルなロボットという難しい課題に試行錯誤を繰り返した結果、今の形に出来上がりました。

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周りにも高評価で、作者も割と気に入っているロゴになりました。
後々グッズ化したいという野望もあったので、持ち歩いて嬉しいキャラクターをコンセプトに作られました。早速ステッカーを作って、ノベルティとして配っていたのですが、なかなかに好評でした。(自画自賛)

スクリーンショット 2019-08-22 1.13.17

そして、カフェのカウンターに接客ロボットを置くのは最初から決まっていました。

どんなロボットにしようかなと考えていたところに、ロゴのロボットがあるじゃないかと閃きました。
マスコットのロボットをカウンターに置くなんて、バッチリじゃないですか。

ロゴのロボットを受付に置くことにして、さてどうやって作ろうかと、じっくり見ていると紙コップの形に似ているなーと気づきました。
たまたま家にあった大きめの紙コップを逆さまにして、ロゴのマークに照らし合わせてみると形がバッチリハマります。
ロゴを大きめにプリントアウトした顔を紙コップに貼り、ボディの黒い部分を油性マジックで塗りつぶせば、あっという間に接客ロボットのボディは出来上がりです。

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下の部分は長すぎたので、カットしました。ちょっとギザギザしているのはご愛嬌です。アームの部分は紙コップに切り込みを入れて、アーム状に切り抜いた紙をぶっさしてます。印刷面の反対側は油性マジックで黒い線を入れました。ロボットなのに手作り感満載なところが気に入ってます。

ボディができたところで、次は中身のメカ部分です。

接客ロボットは人感センサーをつけて、お客さんが来たら声を掛ける仕組みにしたかったんです。なので、ロボットのどこかにセンサーを取り付ける必要があります。どこに付けようかなぁ〜と、ロゴを見ているとちょうど頭の天辺にセンサーみたいなものが付いているではないですか。そこにセンサーをつけることにしました。

センサーをつけるのは良いとして、そのタイミングで「いらっしゃいませ」と言わせる仕組みが必要です。
ここで電気回路の知識の発動です。

こういう時に良くあるのは、ラズベリーパイ という小型マイコンを使う方法です。ラズベリーパイ は使い勝手が良く廉価なので、試験的に使ってみるのにはとてもお手頃で有名なワンボードコンピュータです。
ですが、今回は調査の結果、ESP-WROOM-32というパーツを使うことにしました。これはWiFiとBluetoothがワンセットになった魅力的なモジュールです。ちょっとしたプログラミングもできて、何よりも安いのが魅力的です。

このパーツをプログラミングして動かしてみるためには、パーツの周辺回路を組み立てる必要があるのですが、なんと、周辺回路付きの開発ボードというのが販売されています。これがあれば周辺回路の設計や組み立てをする必要がないのでかなり楽ができます。

ロボットの仕組みはこんな感じ。

スクリーンショット 2020-09-03 9.07.07

センサーからの入力で喋るだけではなく、無線(Bluetooth(ブルートゥース))からでもしゃべらせれるようにしました。
この部分は若干苦労しましたが、Google先生のお力を得て、なんとか動かすことに成功しました。
あって良かったインターネット。

これで、可愛いマスコットロボットが出来上がりました。ボディが紙コップで軽く、電源コードによって浮いてしまうため、安定して置けるよう、100均にあったちょうど良いスマホスタンドに置くことにしました。ジャストフィットです。

このカフェは予算を抑えるために100均をフル活用してます。100均でもちょっとした工夫でそれなりに見えるもんなのですよ。

2体のロボットができたところで、次はフロアマネージャーとも言えるコントローラーについてのお話です。

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