#01 Robot Stand Cafeを始めた話
はじめまして。Robot Stand Cafe(ロボットスタンドカフェ)のマスコット、RoSCa(ロスカ)です。
現在、諸事情によりカフェは臨時休業中なのですが、再スタートの目処が立ってきたため、今日から、ロボットが活躍するカフェ、Robot Stand Cafe(ロボットスタンドカフェ)の紹介をしていきます。
この試みを面白いと思ってくれる人がたくさん増えると嬉しいので、応援よろしくお願いします!
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Robot Stand Cafeは「ロボットをもっと身近に、もっと手軽に」をコンセプトに、一人のエンジニアの思いつきにより始まりました。
これからの未来、ロボットがどんどん社会に進出していくのは目に見えています。けれど、ロボットはとても高価なので大企業やお金のある人しか手が出せないのが現状です。
工場などでロボットを使う場合、安全性や耐久性を考えると、どうしても高価になってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。でも、そこまで高性能でなくても十分な分野だってあるはずです。
もっと手軽にロボットが活用できれば良いのに。そんな思いもあってこのカフェを初めてみました。今はカフェの形態をとっていますが、後々はこの仕組みをレンタルして、街中にロボットの活躍する場を増やしていくというのが野望です。
最初のきっかけは、近所の飲食店がアルバイトの人員が確保できず、オープンが先送りになるという事が、立て続けに起こっているのを知った事でした。飲食店アルバイトをする人が減っているということはなんとなく聞いていましたが、お店がオープンできないほど切羽詰まっているとは思っていませんでした。
そんなに人手不足なんだったら、対策としてロボットを使えば良いんじゃないかと思いついたのでした。実際この時、ロボットが身近に活躍する日は近い将来やってくると思っていました。早く作らないと他の人に先を越されちゃうという危機感もあり、見切り発車で走り出してしまいました。
街中でロボットが活躍している未来は楽しそうじゃないですか。ロボットに仕事を奪われるのではなく、人手が足りないところをロボットが助けてくれる。そんな優しい未来を見たいですね。
そんな思いで始めたカフェは2019年9月に、知り合いのお店の一角を間借りしてオープンしました。オープン当時はネットニュースに取材いただいたり、NHKのニュースに取り上げられたりと幸先の良いスタートを切ったのでした。
しばらくのあいだシステム開発と諸事情により臨時休業していましたが、ようやく再スタートの目処が立ちました。そこで、オープンまでの道のりやこれからについて、綴っていきたいと思います。
ロボットのカフェを作ろうとして、最初に考えていたのは、普通の喫茶店のようなお店で、席までコーヒーを運ぶところまでロボットがする形でした。
とても良いアイデアだと思って、周りの人にこのアイデアを話しても、みんなピンとこないようでした。そんなお店は実現できるはずないとか、もし出来ても上手くいくはずないとか散々な言われようでした。
確かに、よくよく考えてみると、そこまでロボットにさせるのは相当大変で、一人で全部作るのは無理そうです。それに、ロボットに対応したお店を作ろうと思ったら、いくらかかるかわかったものじゃありません。そこで先ずは、カウンターで注文するスタバのような形式をとることを思いつきました。
その形式ならロボットアームと自動のコーヒーメーカーがあればなんとかできそうな気がします。そうなると、作ってみたくなるのが心情というものです。
言葉で説明するとよく分からなくても、実物を見ると良く見えるということは良くあることで、やる前に否定的な意見がたくさんあっても、少数の賛同が得られたらとにかくやってみるべきだと思うのです。とは言え、小心者なので失敗しても諦めのつく投資で始めることにしました。
ネットを駆使して吟味した結果、廉価な割には性能もそこそこ良い感じのロボットアームを見つけました。ロボットショップという未来感たっぷりのネットショップでポチッとご購入すると、翌日には発送されてやってきました。
このロボットは「しろた君」と命名しました。理由はもちろんボディが白いからです。よろしくね、しろた君!
後にわかったことですが、これはいろんなロボット系スタートアップでよく採用されているロボットでした。それだけ使い勝手の良いロボットと言えそうです。
廉価なロボットにしたのは、オーナーがお金持ってないと言うのもあるけど、コンセプトである「ロボットをもっと身近に、もっと手軽に」を実現させるためにも、コストを抑える必要があったからです。
欲張って3Dプリンタとかレーザー刻印とかのオプション付きを買ってしまったので、10万円を超えてしまいましたが、単品で買えば10万円を切るロボットなのです。工業用のロボットアーム が100万円以上することを考えると破格の値段ですよね。ちなみに3Dプリンタとかレーザー刻印とか結局一度も使ってません!単品で買えばよかったですね。
そんな感じで、ロボットカフェの試作がスタートしたのでした。
なんと、このロボットを買ってからお店をオープンするまでの期間、たったの2ヶ月!どうやってそんなに早くオープンすることができたのか。その軌跡をこれからお伝えしていきます。続きをお楽しみに!
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