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生活費が安く済む海外移住先

リタイア後の海外移住先について情報発信しているInternational Livingは、生活費が安く済む海外移住先について、2020年のランキングを紹介している。

各国の現地特派員から集計した情報に基づくランキング上位5ヶ国(2位は同率)は以下のとおり。

4位:エクアドル

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エクアドルは居住費や食費など生活費が安いうえ、キト・グアヤキル・クエンカといった都市は発展しており、生活利便性も保たれている。

生活費を年間$20,000(200万円〜220万円)以下に抑えるとしても、余裕を持った暮らしができる。2人で豪華なディナーを食べようとしても、料金が$50かからない。

エクアドルでは、2Bed 2Bathのコンドミニアムで住居費が$550/月程度、食費は$400/月程度で済むだろう。また、気候が温暖で冷暖房は必要ない。そのほか、タクシーも安いので車も持つ必要がないだろう。

3位:ペルー

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ペルーはラテンアメリカの中でも生活費が特に安く済む国の1つ。ただし、首都のリマや大都市のアレキパなどと、郊外の街とでは生活費が大きく異なる。

International Livingの特派員は、首都リマの郊外に住んでいて1ヶ月の生活費が$1,900程度。なお、首都のリマでも2人で$1,200程度で生活できる。

スタジオタイプもしくは1Bedのコンドミニアムならば、住居費は$300/月未満で済むだろう。

同率2位:ボリビア

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ボリビアでは、住み良い地域で家賃が概ね$200〜$400、良質なレストランでの食事は1人あたり$5程度。

山沿いの地方都市スクレに住んでいる単身女性は、2Bedの部屋で家賃が$125・生活費に$500〜$600/月程度を費やしている。

スクレは地方都市だが、高速インターネットが普及していてケータイの電波も良好。また、ウユニ塩湖などへのトレッキングで出発点とされているので、海外からの観光客も多く賑わっている。

同率2位:ベトナム

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ベトナムで最も生活費が高いのはホーチミンで、2番目はハノイ。ダナンやホイアンなど、地方都市ではホーチミンやハノイなどよりも生活費がとても安く済む。

生活費は2人で$1,600/月程度あれば、「中流階級のライフスタイル」を楽しめる。なお、地元の食料品を買うようにして、高級レストランには通わないなど、生活をシンプルにすれば、25%程度は予算を削減できるだろう。

International Livingの特派員は、ハノイで3Bedの高級コンドに住んでいるが、2人暮らしの生活費が$1,200/月を超えることは珍しいという。

1位:カンボジア

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カンボジアでの生活費は、2人で$1,000〜$1,100程度。電気代が$80〜$100、水道代は$5〜$10など、公共料金が安い。ちなみに、カンボジアでは自国通貨があまり信用を得ておらず、街中でUSドルを使える。

首都プノンペンでは、インフラが整っており生活の質がとても高い一方で、コストはまだ安く済む状態。自然と歴史的建造物が多く、生活に飽きることはないだろう。

※参照:International Living:The Cheapest Places in the World to Live in 2020

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