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舞台に垣間見える仏教文化

先日、北鎌倉にある東慶寺を訪れたお話を書きました。

宝塚歌劇も好きで私のnoteを読んでいるという方はお察しの通り、星組公演「柳生忍法帖」の場面として登場する場所であり、元々私が好きなお寺であり大好きな仏像である水月観音様に久しぶりにお会いしたく、足を運んだ訳です。

そもそもこの公演のお話は実際にあった会津騒動(会津四十万石改易事件)がベースとなっており、東慶寺もそこで関わってくるということになります。

私はあくまでも大学時代に一般教養として宗教学及び学問としての仏教・禅宗(曹洞宗)の教えをかじったところに、趣味の範囲で書籍などから知識を得ている程度ですので専門家ではありません。
しかしながら、宝塚歌劇に登場する仏教文化は非常に興味深いものがありますので、今回は記事にしようと思います。


こちらに書いている通り、色々思うところもあるので以下は有料ですがそこまでたいしたことは書いてないです。

そして気が向いたら無料に変えたりするかもしれないのでご了承ください。


まず、宝塚歌劇を観ていてふと仏教のことが気になったのは阿弖流為でした。

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