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感想:光野桃さん「スランプサーフィン」を読んで

光野桃さんの「スランプサーフィン」を読みました。

そもそもは下記の記事にある通り、山内マリコ先生の「買い物とわたし」というエッセイを読んで、マリコ先生にとっての山崎まどかさんや米澤ようこさんって私にとってはどなただろう?と考えた時に光野桃さんのことを思い出したのでした。


私は不定期で何年かに一度、活字中毒(は大げさだけど)みたいにひたすら読書をするみたいな時期が訪れます。
この十年ほどは、SNSで文字を日常的に読むという部分で読書が後回しになっていたなぁという感じなのですが、最近は夏に購入したKindleのおかげで読書が捗っています。

ちょうど高校生の時にも活字中毒のような時期が訪れ、様々な書籍を読み漁っていました。
そんな時に、偶々書店で光野さんのエッセイを見かけたのでした。
あの時期は本当に沢山読書をしたので、印象的な書籍やその内容はごくわずかで…。
けれど、光野さんのエッセイで良く覚えているのは、ファッションというのは自分の為に好きな服を着るというのもあるけど、誰かの為にTPOに合わせた服を着るという側面もある、というような内容です。
(かなり昔に読んだので本のタイトルも覚えていないので、内容もうろ覚えです…。ご了承ください。)
意外!と言われることが多いのですが、私はわりと厳格な両親に育てられまして。
その影響もあるのか、普段の服装のわりには冠婚葬祭などに際しては服装を結構気にするというか…。
そこまで詳しくないですし、完全に正解!とかではないけど気にする、みたいな感じです。
それが自分の中で矛盾してるような気もしていたのですが、それがストンと腑に落ちたという記憶があります。

そんな訳で、久しぶりに光野さんの文章を読みたいなと思ったのでした。

光野さんが経験したスランプについてだったり、スランプを乗りこえるヒントなどについて書かれたものです。

個人的には、ここに書かれたものを実践しよう!これでスランプが乗り越えられそう!という感じよりも、やはり光野さんの言葉選びが好きだなぁという実感がじんわりと染みていくような感覚がありました。
今、私自身がものすごーくスランプという状態ではないかな、と自覚しているからかもしれません。
また光野さんの著作を色々読みたいなと思わせてくれる一冊でした。

それから、私も昔から可愛くてかっこよくて素敵なおばあちゃんになりたいなぁと思っていたのですが改めてそういう年齢の重ね方をしたいなぁと思い出しました。

この本の感想にはなっていないのですが…
私にとって改めて光野さんの言葉を堪能出来てとても嬉しかったです。
もしよろしければ、是非光野さんの言葉に触れてみてください。



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