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【#遊戯王】バトルシティキューブドラフト 1.06ver【ゲートボール】

以前から、数多のゲートボール用デッキを作成してきましたが、流石にやりたいことをやりつくしてしまい、最後にやろうと思っていたキューブドラフトを作成したのでそのレポートです。

■作ったゲートボール用デッキの一覧

キューブドラフトとは?

遊戯王ではメジャーではない遊び方ですが、ドラフトという遊び方があります。
本来、ドラフトの遊び方は、複数人プレイヤーが集まり、ブースターパックを用意し、そこから出たカードとそれとは別に用意していたカードを合わせてデッキを組むという遊び方です。
日本だとポケモンカードがその遊び方で大会を開いていると思います。
キューブドラフトは、ブースターパックは用意せず、自分たちで好きなようにカードを集め、その束(キューブ)の中からパックを作ってドラフトする遊び方です。

テーマは小学生の頃にやりたかった遊戯王

キューブを作る際、テーマを決めて作ると上手くキューブ内の環境が作れるんじゃないかと思います。
自分の作ったキューブのテーマは「僕が小学生の頃にやりたかった遊戯王」です。
以下、筆者の昔話
はじめて自分が遊戯王に触れたのは、2000年頃。
その頃は小学1年生の頃で、遊戯王デュエルモンスターズのアニメが放送された頃でした。
今では御三家と呼ばれる≪青眼の白龍≫や≪ブラック・マジシャン≫、≪真紅眼の黒竜≫はいわずもがな当時の子供たちの間では憧れの1枚でありましたが、それ以上に当時のキッズたちが憧れたのは三幻神のカードでしょう。
GBC専用ソフト ≪遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記≫に付属された神のカードをデッキに入れて学校一の最強・決闘者を夢見た子供(僕もその一人)にとって悲しい現実を突きつけられるものでした。
季節はクリスマス。サンタクロースから貰った遊戯王Ⅳの中に入っていた神のカードの左下には「公式デュエルでは使用できません」の文字に世の小学生の誰もが落胆したことでしょう。

※もしかして:サウザンド・ルール・バイブルに掲載されていた編集者が考えたオシリスとオベリスクの効果を適用して決闘をしましたか?

オシリスの天空竜
召喚(特殊召喚扱い)するには、生け贄を3体捧げなければならない。
このカードの攻撃力・守備力は自分の手札の数×1000である。 このカードがフィールドにある限り、 守備力2000以下の相手モンスターは召喚(反転召喚)直後に破壊。 このカードは魔法・罠・効果モンスターの対象にならない。

オベリスクの巨神兵
召喚(特殊召喚扱い)するには、生け贄を3体捧げなければならない。 
2体生け贄に捧げる→そのターンの攻撃時に相手モンスター全てに 同時攻撃ができるとともに、4000ポイントのライフダメージを相手に与える。 
このカードは魔法・罠・効果モンスターの対象にならない。

ラーの翼神竜はありません。

というわけで作りました。

当時のキッズの夢を叶えるキューブドラフトのゲートボールです。

・ルールはエキスパートルール
先行1ターン目ドローは勿論有り。
リリース?アドバンス召喚?いいえ、生贄生贄召喚です。
エクストラデッキ?融合デッキのことですか?
優先権もありのルールで可能です。

バトルシティ・ドラフトキューブ

カードリスト(最新1.05ver)

キューブで遊ぶ人数は2人を想定して作りました。
各プレイヤーとも全く同じカードの束から好きなカードを選んで好きなようにデッキを組める形にしてみました。

【1.06ver】【2023/4/27追記】
「ガジェット」系を各2枚追加。
≪ビッグ・シールド・ガードナー≫ ≪ゴブリン突撃部隊≫ ≪波動キャノン≫ ≪古のルール≫を抜き、更に2枚新規追加で≪レッド・ガジェット≫ ≪イエロー・ガジェット≫ ≪グリーン・ガジェット≫を追加。
これにて更新終了。

実際に行った結果、使用率の低いカード、そして融合系のカードを抜き、≪ブラック・マジシャン≫サポートカードを中心に追加しました。
≪真の光≫と≪永遠の魂≫が追加されたことにより、≪サイクロン≫や≪サンダー・ブレイク≫などの単体除去系カードのニーズが上がるかもしれません。
特殊召喚が強くなると感じたので新規追加で≪昇霊術師ジョウゲン≫を採用。
戦士族モンスターである≪D.D.アサイラント≫と更に≪異次元の女戦士≫を追加しました。

■過去ログ
【1.04ver】【2023/3/28 追記】
≪封印されしエクゾディア≫関連、≪成金ゴブリン≫2枚、≪強欲な瓶≫1枚を追加。これにより中途半端な枚数ですが、計168枚となりました。
また、ワンピースのストレージボックスが一杯になったのでこれで完成とします。
1.00verでは、メインデッキ各145枚(計290枚)+融合デッキ各7枚でしたが、ONE PIECE カードゲーム オフィシャルストレージボックス が発売され2つ用意することにより、カード収容枚数を増やすことが出来るようになったため、1.03verではメインデッキ各160枚(計320枚)+融合デッキ各10枚程度にしました。
メイン160枚にしたのも理由があって、メイン160枚を使い切るマッチルール(一度使ったカードは採用できない3本戦)などが出来れば面白いかもなと思い、少し余裕を作って40枚デッキ想定で4戦分の160枚にしました。

【1.00ver】
各125枚ほど計250枚の予定でしたが、使いたい、使わせたいカードを入れていったらこの枚数になったというと、自分はよくポケモンカードゲーム ロングカードボックスに作ったデッキを環境ごとにまとめて収納していて、今回もこのストレージに「3重スリーブにして入りきるくらいの枚数」にしようと思って作っていたら結果、計300枚くらいになりました。
ちなみにポケカストレージボックスで隙間がほぼないくらいにパンパンって感じなので、よく売られている400枚のものだとこの枚数は入りきりません。

懐かしさと子供の頃のロマンがテーマ。

カードプールは主に2002~2003年の頃によく使われていたカードや、子供の頃に皆が強いと言っていたり、誰もが使っていたカードを中心に選びました。
ただ、当時のカードだけだと、「1枚で強いカードだけで完結しそう」だと感じたので、ファンデッキ(デザイナーズデッキ)色を出したい部分もあったため、最近のカードを少し織り交ぜたりして趣味要素も取り込み、デッキの選択の幅を広げてみました。
カードプール全体を見渡してみるに、当時使われていたような【スタンダード】(グッドスタッフ)を組むことも出来ると思いますし、現代のカードを使い、生贄召喚以外でも≪青眼の白龍≫を召喚したり、≪仮面魔獣デス・ガーディウス≫を召喚したり、「絵札の三銃士」を揃えて三幻神の高速召喚を目的としたデッキなんかも組めるようにしています。
また、当時からお馴染みであった全体破壊カードの≪サンダー・ボルト≫や≪ハーピィの羽根帚≫も採用しているので古き良き遊戯王を感じられるかと思います。
ちなみにテキストも当時のものを使います。
なので例えば≪キラー・スネーク≫は、エラッタ前の毎ターンスタンバイフェイズに回収可能なものになります。
≪クリッター≫や≪黒き森のウィッチ≫は1回目のエラッタ後の「フィールドから墓地に送られたとき」のものを採用しているので、ターン縛りなどはありません。

サンプルデッキ


サプライ

【デッキケース】
ONE PIECE カードゲーム オフィシャルストレージボックス

2つ買って各プレイヤー用にすると神です。
サイズは幅17㎝×奥行11㎝×高さ9㎝とミニサイズ(遊戯王カードサイズ)のカードだと少し大きめです。
下記のスリーブ3重構成で約150枚は入るので、このキューブドラフトに理想的なサイズでこのストレージの発売は革命でした。

ポケモンカードゲーム ロングカードボックス

上記のワンピースのストレージが出るまではこれにしていました。
よくある400より大きく600より小さいこのサイズ感がちょうど良いので好きです。ポケモンカード需要で最近品薄でなかなか手に入りづらいです。
普段なら700円くらい。

【スリーブ】
一重目:やのまん カードプロテクター インナーガードJr クリア

入手のしやすさ的にいつもこれにしています。
ZEXALの頃のスリーブを使う場合、やのまんのものでないと着ぶくれします。

二重目:遊戯王 公式スリーブ

とにかく懐かしさ重視にしたかったので、死ぬほど集めるのが大変でしたが、ZEXAL期の共通面(カードの裏面柄)を使用しています。
ちなみにZEXAL期の共通面スリーブは50枚のものと70枚のものがあり、同じ 
柄でもパッケージや生産時期の違いで色合いや枠の太さが違ったり、個体差が激しいため、色んなところから集めて使うのはオススメ出来ません。
共通面柄を使うなら、2022年に出たホログラム加工が入った共通面柄を使った方が良いです。集めやすいしね。

三重目:おやつスリーブ Yぷらす

通販だと「おやつのじかん」で売っていますが、多分今は売ってないです。
秋葉原のビームスで買いました。リンク先は割高ですが本来は500円です。
薄さで選んだのと、YぷらすであればZEXAL期頃のスリーブでもきれいに収まります。(多分Yだと収まりません。)


採用を見送ったカード群

(スプレッドシート参照)1.00ver時点での話です。

①カオス系モンスター

≪カオス・ソルジャー -開闢の使者-≫
≪混沌帝龍 -終焉の使者-≫
≪カオス・ソーサラー≫

→これら3枚のカオスモンスターは、遊戯王の歴史的な意味でも、それまでのカード、ゲーム性を過去のものにしてしまったこともあるため、採用を見送りました。
≪混沌の黒魔術師≫
→カオスモンスターではありませんが、採用は検討中。

②ワンキル系カード

≪八咫烏≫
→一度決まってしまうと、ゲームにならなくなる可能性があったため。
≪ラストバトル!≫
→最早このゲームの否定になるため。

③ハンデス系カード

≪押収≫ ≪強引な番兵≫
→あまりハンデス要素を増やしても…と思ったのでハンデス系は≪いたずら好きな双子悪魔≫のみ採用しました。他は検討中。
≪異次元の指名者≫
≪ダスト・シュート≫ ≪マインドクラッシュ≫
→上記と同様の理由により採用はしていません。

④バーン系カード

≪波動キャノン≫ ≪デス・メテオ≫ ≪自業自得≫ ≪仕込みマシン≫ など
→1.03ver ≪波動キャノン≫ ≪自業自得≫ ≪仕込みマシン≫を採用しました。
→1.00ver キューブの枚数的な問題と、ビートダウン環境に重きを置いていたのもあるので、バーン系カードの多くは採用はしませんでした。

⑤壊れドロー系カード

≪悪夢の蜃気楼≫ ≪第六感≫ ≪生還の宝札≫
→≪オシリスの天空竜≫と合わせると壊れると感じたため採用を見送りました。同様の理由で≪蘇りし天空神≫が不採用となりました。
≪苦渋の選択≫
→≪ラーの翼神竜≫との相性が良すぎると感じたため採用を見送りました。

⑥三幻神専用サポートカード

≪蘇りし天空神≫ ≪粉砕せし破壊神≫など
→流石に効果がぶっ壊れすぎていて採用した場合、三幻神ゲーになると感じたため採用を見送りました。
ここ最近の専用サポートカードは採用しすぎない方が良いと思います。
というか三幻神単体でも十分すぎるくらいに強いです。

おわり。