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【#遊戯王】作ったデッキ一覧【ゲートボール】

去年の夏、東京大学遊戯王サークル発案の【04環境テンプレ】を作って以降、自分が好きだった頃の遊戯王カードを集めることが趣味になり、それが回りに回り、自分が好きだった頃のプレイ環境のデッキを作るようになってしまい、対戦相手がいないのに何個もゲートボール用デッキを作ったのでここにまとめようと思います。

デッキに関して

※基本フリー戦想定なのでサイドデッキなしのメインデッキ・融合デッキのみ。筆者には対戦相手は居ないので、いつも一人で壁とデュエルしています。
※構築については独断と偏見で、自分の使いたいカードを採用することに重きを置いているため、40枚ジャストではなかったり、その環境には合わないカードが採用されている場合があるので、参考にされる場合はその点は注意してください。
※各デッキに適当にコメントを書いていますが、自分はフリープレイヤーなのでトーナメントプレイヤーの方から見るととんちんかんなことを言っているかもしれません。

<2005年3月禁止制限>

【変異カオスミラー】

先述した【04環境ミラー】に飽きてしまったので、もっと当時のゲーム性を再現したデッキが欲しいと思い作成。
≪強欲な壺≫や≪天使の施し≫をはじめとした強力なドローソース、そしてハンデス3種の神器のひとつである≪いたずら好きな双子悪魔≫がありますが、≪スケープ・ゴート≫や≪突然変異≫を駆使して戦うデッキなのでそこまでゲームスピードは速くないです。

基本的に新エキスパートルール(先行ドロー、優先権あり)でプレイするので、【04環境】よりも更に当時の古き良き遊戯王のゲーム性を味わいたい方、30代くらいのDM世代の方がこのデッキを使って遊ぶとありえん懐かしさに浸れるのでオススメです。

欠点はここ最近、カードショップやブックオフにある30円ストレージコーナーのような場所では≪突然変異≫を見かけることが少なくなってきているのでキーカードである≪突然変異≫を計6枚集めること、融合デッキのモンスター(ダークバルター辺りは特に)を揃えるのが少し大変かもしれません。
最悪、カードショップの店員さんに相談してみると対応してくれたりします(忙しそうな時は避けましょう)。

融合デッキに関しては下記の参考サイトを元に、自分でちょっと付け加えたりして計24枚になりました。ちなみに≪異星の最終戦士≫と≪サイバー・ブレイダー≫は本構築ミラーの場合、出せないため不要です。

【04環境ミラー】と同じように全く構築の同じデッキを2つ用意してプレイするのが基本かと思いますが、【変異カオス】と言っても【サイドラ変異】【アビス変異】など色々と細かく種類があるため、差別化したりするともっと面白いかもしれません。

<Goat Format>ゴートフォーマット

日本ではあまりメジャーではありませんが、海外で特に流行っているフォーマット。日本では【変異カオス】がトップメタであった2005年3月禁止制限が採用されています(一部違うかもしれません)。
また、カードプールは海外基準のため、当時の海外環境では実装されていないカード(ガジェットをはじめとした特典カードなど)もあるので、当時の日本の環境とは微妙に違う部分があります。

【Goat Control】ゴートコントロール

日本でいうところの【変異カオス】です。
基本的な動き方は【変異カオス】同様、≪スケープ・ゴート≫を使用しトークンを生成後、≪突然変異≫で≪サウザンドアイズ・サクリファイス≫に繋げ、≪月読命≫でコントロールします。
Goat Formatを象徴するデッキでもあり、ゲームが流行りだした初期環境では環境トップのデッキであったようですが、研究が進むにつれ、次第にほかのデッキでも対応することが出来るようになってきたことから、近年の環境ではそこまでではないようです。

融合デッキについて
おそらくこれがGoat Formatルール内で使える融合デッキモンスターすべてになります。0503環境でおなじみの≪メテオ・ブラック・ドラゴン≫≪紅陽鳥≫≪ドラゴンに乗るワイバーン≫は使用できないと思います。

【Chaos Turbo】 カオスターボ

【カオスターボ】或いは【ターボカオス】
2022年10月現在、ゴートフォーマットでのトップメタの一角。
【Goat Control】の進化した姿ともいえるカオスタイプのターボ要素を入れたスタンデッキ。
ドローソース、デッキ圧縮を高速で行い、手札と墓地を肥し、開闢、皿のカオスモンスター展開していく。

【Panda Burn】 パンダバーン

日本で言う【ロックバーン】に近いデッキになります。Goat Formatでも日本でいう【変異カオス】がトップメタでありましたが、ここ最近ではその【変異カオス】をメタる意味で流行しています。
≪レベル制限B地区≫と≪グラヴィティー・バインド-超重力の網-≫
を展開している中でも動ける上に≪スケープ・ゴート≫にも強い≪逆ギレパンダ≫をメインに採用した点が日本で流行った【ロックバーン】との大きな違いでしょうか。
実際、使われてみたところ、めちゃくちゃ使いやすいようで、子供の頃ちょっとだけ遊戯王をやっていたような方におすすめです。

【Tiger Stan】 弾圧ワンフー

日本で言う【弾圧ワンフー】のようなデッキ。
≪王虎ワンフー≫≪王宮の弾圧≫を採用し特殊召喚を多用する【カオス系】を意識したメタビート。

【Warrior】戦士ビート

Goat Format環境で現在、カオスの次に人気のある【Warrior】は打点の高い下級モンスターと1:1交換で地道な盤面制圧を目指す古き良き遊戯王のスタンダードと言えるでしょう。

【Tomato Hand Death】トマハン

2002年頃の【トマハン】をベースに、Goat Format環境に調整しました。
本当に作っただけなので強いのかは不明。おそらく≪霊滅術師 カイクウ≫が欲しくなりそうなのと、≪ダスト・シュート≫を入れたいなぁとか思いました。

<2007年3月禁止制限>

自分が最も好きだった頃の遊戯王です。
この頃は【ライダー系】【ガジェット】がトップメタでした。
また≪大寒波≫≪ダストシュート≫がとても強力だった頃の遊戯王になります。

【デステニーライダー】(ディスクライダー)

写真にありませんが、≪光と闇の竜≫3枚です。

当時、中学生だった自分が最も憧れたデッキ。
当時のD-HEROはドローソース出張パーツとして需要があったため、出張セット一式が本当に高くて買えませんでした。
≪D-HERO ディスクガイ≫≪デステニードロー≫を駆使してドロー加速していき、最終的に≪光と闇の竜≫の召喚に繋げることを目的とし、盤面制圧を目指します。また≪光と闇の竜≫が場から離れた時、墓地の≪D-HERO ディスクガイ≫を蘇生させることによって更に2ドローが出来る点も当時のドローソースが限られた環境下では非常に強力でした。
強さもあるけど何よりもデッキ全体がカッコいいので、0703やるなら絶対作った方が良いです。

【バブーン帝】

エラッタ前の≪森の番人 グリーンバブーン≫が使えるため、獣族が破壊されるとどこからでもバブーンが飛んできます。
獣族のリクルーターでモンスターを維持しつつ帝を出したり、処理されたときにバブーンを出す動きがめちゃくちゃ強いです。
この頃の帝モンスターの性能は破格であり、特に≪風帝ライザー≫はカードプール的にドローできるカードが少なかったこともあり、除去に加えドローをロック出来る点が非常に強力でした。
また、本構築では≪光と闇の竜≫を1枚採用していますが、当時は2~3枚採用された【バブーンライダー】などもありました。

【除去ガジェ】

本構築は当時最もポピュラーな6ガジェ構築にしています。
ガジェによるガジェの定期的な供給、数多の1:1交換カードを絡めながら≪閃光の追放者≫により、墓地へ行くカードを除外させることによって、再利用阻止や墓地効果の発動を無効化することが可能です。
上記の2デッキのメタを意識しています。

【デミスドーザー】

2007.03禁止制限のワンキルデッキと言えば的なデッキだった覚えがあるので作りました。
≪高等儀式術≫でバニラモンスターを落として≪終焉の王デミス≫を立てて場を一掃した後、落としたバニラモンスター(昆虫族)を除外し、≪デビルドーザー≫をSSし、≪次元融合≫で除外したモンスターを展開し、ワンキルを狙います。

【フロフレホルス】


融合デッキにはほかに≪キメラテック・フォートレス・ドラゴン≫が入ります。

【お触れホルス】の最終形態というべきでしょうか。
【お触れホルス】自体、≪ホルスの黒炎龍≫で魔法を、≪王宮のお触れ≫で罠をロックし、打点で戦うデッキですが、そこに≪氷炎の双竜≫が入り、展開力と盤面除去力が増した形となったデッキです。
当時の遊戯王の環境では、カオスモンスターがほとんど禁止であったため、このデッキの主軸である≪氷炎の双竜≫がその枠みたいになっていたようですが、要求素材である水と炎属性は光・闇属性と比べ、専用デッキを組まなければ扱いにくく、【フロフレホルス】はそれを可能にしたデッキとなりました(なお、近くにこのデッキを使っている人がいなかったため詳しくは知らない。)。

<2008年3月禁止制限>

「シンクロ」が登場する直前のカードプールで遊びます。
≪ダーク・アームド・ドラゴン≫を採用した【ダーク系】に加え、今までの常識を覆すような盤面制圧性能を持つ≪裁きの龍≫を中心とした【ライトロード】、≪融合≫を必要としない融合モンスターを召喚する【剣闘獣】などが登場したGX世代、1:1交換が重宝された最後の遊戯王です。

【デステニーダムド】

【デステニーライダー】のドロー要素に≪ダーク・アームド・ドラゴン≫
の制圧力と≪混沌の黒魔術師≫の無限ループ要素を加えたずっと俺のターンみたいなデッキ。シンプルに使ってて楽しいし強い。
≪大寒波≫を採用することにより、≪ダーク・アームド・ドラゴン≫や≪混沌の黒魔術師≫の上級モンスターの盤面制圧力と維持を意識しました。
正しいのかは知りませんけど【寒波ダムド】というデッキがあったので多分大丈夫です。

【混黒ダムド】

上記の【デステニーダムド】に比べ、ドロソがない分、序盤からビートダウンを中心とした安定した動きが出来、中盤以降ではダムドや混黒を展開していくシンプルな闇ビート。普通に強いです。

【ライトロード】

この頃はまだ≪光の援軍≫≪ライトロード・アサシン ライデン≫などは存在していないため不採用です。
構築はシンプルに≪裁きの龍≫を暴れさせるだけを意識しました。
≪大寒波≫の採用も勿論≪裁きの龍≫を無事に着地させ、場を一層させるためを意識しての採用です。
一度盤面取れたら大体勝てます。シンプルにぶっ壊れてます。

【剣闘獣】

当時、タッグフォース3だか4をプレイしていた時に作成して強かったのでゲートボール用デッキでも作成してみました。
【ダムド系】【ライトロード】と比較したとき、どうしてもデッキパワーが追いついていないと感じたため、≪剣闘獣 エクイテ≫と≪剣闘獣の戦車≫を特別に採用し、バランスをあわせました。この2枚は本来、次の弾であるTHE DUELIST GENESISで収録されます。

採用しない場合は
≪剣闘獣 エクイテ≫は何か別の剣闘獣モンスター
≪剣闘獣の戦車≫は≪天罰≫などが候補になるかと思います。

【幻銃Bloo-D】

≪幻銃士≫や≪スケープ・ゴート≫≪終焉の炎≫で生成したトークンを生贄素材にし、≪D-HERO Bloo-D≫を召喚することを目的としたデッキ。
≪D-HERO Bloo-D≫を立てることさえ出来れば、他のデッキに引けを取らない強さが在ります。
当時の環境を調べていたらたまたまレシピを見つけて手元にあるカードに少し足りないものを足せば作れたので作ってみました。
何より30円ストレージなどに転がっているカードで組めるので、デッキタイプを増やしたい方だったり手ごろなゲートボール用デッキを組みたい方にもオススメです。

【ドグマブレード】

遊戯王史上最も美しいとされたワンキルデッキ。
採用されたカード1枚1枚に意味があり、それらを繋ぎ合わせることで成り立つワンキルルートは最早芸術とも言えます。
壁とデュエルをする身としては何故これをまず作らなかったのかを問いたくなるレベルで捗る。

レアリティに関して
当時のレアリティ、フォーマット、DL、BE、EE、DE収録のカードを主にしてのレアリティで整えた。≪D-HERO ドグマガイ≫、≪混沌の黒魔術師≫にはULがあるが、流石に無理なので今はURを採用している。≪トレード・イン≫はNが当時のレアリティであり、何なら光らせようと考え昨今のフォーマットであるがSECを採用した。また例えば≪増援≫はURがあったりするが、DL、BE、EEなどで収録された汎用カードのSR、URには魅力があるため、
DL、BE、EE収録のカードを主体にレアリティを整えた。
≪アームズ・ホール≫のみNであるが、揃い次第URに変更する予定。

■モンスター
D-HERO ドグマガイ:DE01-JP010・UR
混沌の黒魔術師:EE2-JP066・UR
光帝クライス:VJMP-JP028・UR
E・HERO エアーマン:VJUMP-JP017・UR
D-HERO ディスクガイ:WC07-JP003・UR
サイバー・ヴァリー:PTDN-JP010・SR

■魔法
封印の黄金櫃:VB09-JP002・UR
デステニー・ドロー:DE01-JP159・SEC
トレード・イン:PAC1-JP038・SEC
手札抹殺:EX-87・SEC
増援:BE02-JP116・SR
魔法石の採掘:SDM-021
アームズ・ホール:ADDR-JP003・UR
神剣-フェニックスブレード・SD17-JP028
D・D・R:SD14-JP017・N
早すぎた埋葬:DL1-126・SR
次元融合:307-039・SR
死者蘇生:BE1-JP133・UR
ハリケーン:BE01-JP028・UR
名推理:301-029・N/EE1-JP029・N
モンスターゲート:308-039・N/EE2-JP151・N
魔力倹約術:309-034・R

■罠
マジカル・エクスプロージョン:CRV-JP055・R

おわり。