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Favorite ART #17

こんばんは🌙ロリアです🌹

今日は、小雨も降っていましたが涼しい1日で動きやすかったかも知れませんね、いかがお過ごしだったでしょうか。
ロリアはずっと家で大物の楽器類の断捨離準備をしていて、湿度もあってか久々に全身汗だくになりましたが、かなりスッキリしました。

さて、今夜は久々に「Favorite ART」からロリアの好きな漫画③についてお話しします。

清水玲子さんの短編マンガたちです。
(以下ネタバレがあるのでご注意ください)
どれかひとつというより、清水玲子さんの短編もので描かれている作品が好きなので複数になりますが。
具体的なタイトルをあげると「22XX」「世紀末に愛されて」「100万ポンドの愛」「天女来襲」「ネオ・ドーベルマン」「パピヨン」「ナポレオン・ソロ」などなどです。
短編なので、それぞれ幾つかの単行本に分かれて収録されています。以前は単行本で持っていたのですが、今は電子書籍にして、たまにふと眠る前に読んだりします。

色々な作品を通して、同じロボットたち(アンドロイド)が出てくることが多いので、SFっぽい要素もあるのですが、それよりもロボットや動物、色々な立場のものの心情や、物語の最初と終わりでの人々の気持ちの変化を美しく描かれていて、愛って何かなと思わせられる、心にチクリと刺さる作品が多くて好きです。

簡単に作品紹介をします。
「22XX」は、ロボットのジャックがある惑星で偶然出会ったその星の原始的な習慣を持つ女の子から受ける純愛?のお話しです。食事もできるタイプのロボットのジャックが食事をすることを止めるきっかけになった、ちょっと切ないお話しです。
「100万ポンドの愛」は、町一番のプレイボーイのウォレスが、ある日、ウォレスの事が大好きだという余命半年の80歳のおばあちゃんから、100万ポンドの遺産を渡すという条件付きで結婚を申し込まれます。お金目当てで引き受けるウォレスでしたが、おばあちゃんの愛を受けるうちにウォレスの心も徐々に変化していきます。これもまた違った種類の切なさの残るお話しです。
「世紀末に愛されて」は、人類滅亡までのカウントダウンが始まった世紀末の世界には、真実の愛で結ばれた恋人だけが通れる天国の門があります。
見た目に騙されず欲に飲まれず、それぞれが真実の伴侶を見つけられるのか。。。というお話しです。
「天女来襲」は、事故で死に掛けた主人公が、死後の世界で妖艶な姿の魔女から交換条件つきで生き返らせてもらいます。魔女との交換条件はよく聞き取れず内容がはっきりしないままでしたが、今まで好き勝手に生きていた主人公は気にせず生き返ります。でも段々自分の周りの人の身の危険を感じて、魔女との約束が気になって仕方ない主人公は、心を変化させていきます。魔女とはなにものなのか・・・

残りの「ネオ・ドーベルマン」「パピヨン」「ナポレオン・ソロ」もそれぞれの人や人じゃないものの視点から心模様を描いたお話しです。
清水玲子さんの作品はシリーズものも描かれていたり映画化されているものもありますが、ロリアはやっぱり昔の短編が好きです。

ロリアと、作品の世界は全然共通点なんてない世界観だったり立場だったりするのですが、何故か自分の中に当てはめて共感できることが、今でもあります。また独特の切なさを抱えている感じが、陰キャラ好きなロリアにはツボなのかも知れません。笑。
少女漫画~って感じの作品や月9みたいな恋愛ものは苦手なのですが。
清水玲子さんの作品は、ロリアの中ではちょうどいい感じの少女漫画です。
作品内容もですが、絵も綺麗でとっても好きです。
ちょっと古風な感じもいいですよ、もしご興味あれば短編で読みやすいのでぜひ。

それでは今夜はこの辺で。。。
そう言えばロリアはよく、眠る直前に昨日見た夢を薄ら思い出したり、続きが始まったりすることがあります。
なので、今夜も一緒にステキな夢の続きを見れますように。
おやすみなさい☆

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