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転換期

おはようございます。

今日は7月16日。会社の退職日です。

私は某人材紹介事業を主軸とする会社に今年の4月に新卒入社し、少しだけ社会人ライフを過ごしました。

「はたらいて、笑おう。」そんなキャッチコピーに魅力を感じ、ありがたく内定をいただき、上京する資金を出していただき、晴れて丸の内OLとなったわけですが、入って数日で感じてしまったことがあります。それは、

「む、向いていない・・・・・!?!

判断するのは時期尚早でしょう、と世の大人は思うと思います。

ただ、もうなんか違和感。もうここで生きていくのはもって数年やな、と直感的にそう感じたのを覚えています。会社や人が悪いということは全くありません。

きっと「日本のサラリーマン」になるのが無理だったのだと思います。

機能性ゼロのスーツに機能性マイナスのヒール、父に買ってもらったレザーのバッグに大荷物。人も情報量も多い電車。くたびれた中年。スマホで漫画を読む人、動画を見る人。「社会人としての自覚」。「責任」。「当たり前行動」。。

なんだか全てがストレスに感じた。なんというか、人間らしくないと思った。くたびれた人や齧り付くようにスマホを見る人を見るにつけ、自分は絶対にこうはなりたくないと誓った。

とはいえ、入った会社はそんな世の中を本気で変えたいと考えている人が集まっている。いい会社に入ったかもしれない、とオリエンテーション等を受けながら思ったこともあった。

でも、私は違った。そうした人を変えたい人ではなかった。私は常に、働いて笑いたいだけの人であって、それを伝播したいという願望はなかった。

すると、どうしたことか本当に身が入らない。研修を受けても何をしていても、考えることは「私は何をしているのだろう」という感覚。毎日パソコンの前に向かって、TO DOリストをなんとなくこなして、研修中は「ご飯何作ろう」しか考えていないような。そのうち、

仕事にもっと向き合わねば、知識を入れねば、いやもっと自分の人生に向き合わねば…!

と、「ねば」が頭を占めてもういっぱいいっぱいになりました。そして日々の幸せを深く感じ入ることなく、文句の言葉が出てくるように。明日が楽しみではなく、朝を迎えるのがなんとなく億劫で、朝になると涙が溢れてくる。そんな状態になりました。

ああ、もうだめだと思いました。

変えないと、変わらないと。

一緒に住む恋人に励まされながら、勇気をもらいながら、

それでも1日に何歩も後退して、何度もネガティブになって、

恋人の家族にも励まされながら、勇気をもらいながら、

ようやく決意し上司に相談し、トントン拍子で退職という運びになりました。

そこから今日に至るまで、有難いことに入社3ヶ月の人間にも有給はきちりと与えられていて、しっかり消化し、過ごしてこれました。

ここからはただのフリーター、夢追い人。

不安や怖さはあるけれど、文字通り「やるっきゃない」状況。

今まで安全牌を優先する人生を歩んできた自分には今は確実に転換期に当たる。であればこの状況を形に残しておかないと!

そう思い、ここから定期的に文章をまとめることにしました。

毎日はきっと書けないけど。

私がもがいていること/大変だと感じていること、そしてそれを日々どうやって乗り越えていくのかを書き記しながら、

自分を励まし勇気づけ、それが何かの拍子で誰かの目に触れて誰かの励ましや決意の手伝いができるように、

書いてみたいと思います。

2021.7.16




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