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茶いっぺ あがいやはんか?③ るすん壺の真実

                 霧島高原の霧と「ノカイドウ」の花

【 るすん壺の真実 】


  みんな見やんせ 霧島山を
  雲と霞で おはらハァ 
  覆い被る

 みなさんご覧下さい 霧島の山並みを
 雲と霞が
 山をすっかり覆っています

《 フィリッピンのルソン島 》

 戦国時代「茶の湯」に思想性や芸術性を求めた日本の武士達は、戦功への褒賞として、例えば織田信長公から名品と呼ばれる茶道具をもらうことを何より切望したといいます。
 ひとつの領国よりひとつの茶器が価値を持った時代だったのです。
 
 信長公の茶器を利用した人心掌握の方法。これを学んだ羽柴秀吉公は、権力を握ると、さっそく貿易統制に向けて動き出します。 

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