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自然栽培の畑より Vol.5 「夏の終わりの種まき」

こんにちは!ルーツピュアリィのブログ担当/真心農園の坂田です。
小学生の娘2人の夏休みも終わり、昼ご飯の負担が一人分になって心穏やかに過ごせるようになりました。
しかし、9月になっても夏の日差しは衰えることを知らず、いつになったら夏は終わってくれるのか、秋の穏やかな陽気を待ちわびる毎日です。

自然栽培の畑の上では、そんな日差しにも負けずに秋冬野菜の種まきを決行しました。
8月25日、にんじんの種まき2回目
前回のブログでご紹介した1回目に蒔いたにんじんは木陰では発芽してくれましたが、それ以外の箇所ではうまく発芽してくれません。やはり気温が35℃以上の日が続きにんじんの発芽にも影響があったようでした。
2回目のにんじんの種まきは、その日の午後から翌日にかけて雨の予報でした。その日のうちには降ってくれませんでしたが、翌日にまとまった雨が降ってくれました。

8月29日、ラディッシュ・かぶ・チンゲン菜・小松菜・山東菜・春菊の種まき
まだ気温も高い日が続いていましたが、10月の収穫を目指して少し早めの種まき。その日の夜から雨も降ってくれて、こちらも水やりは不要でした。

9月1日、にんじん、その他の野菜の発芽を確認
直播きの種は無事に発芽してくれました。雨が続けて降ってくれたり朝晩は少し涼しくなったことで発芽にはちょうどいい温度だったのかもしれません。

にんじん種まき2回目


ラディッシュ


かぶ


春菊

育苗土は自然栽培の畑の土で

育苗はホームセンターで売ってあるような化学・有機肥料は使用しません。
基本は自然栽培の畑の土で育苗できるのが理想です。
だけど、これが中々上手くいきません。上手くいった年もあれば、ここ2年ほどは発芽してくれないことが多くありました。
そんな失敗を踏まえて、今回こそはと自然栽培の育苗を調べて上手くいってる人のやり方を参考にしてやってみました。

やり方は、
①植える予定の畑の土をスコップですくってセルトレーに土を詰めていきます。
②そのセルトレーを5枚ほど重ねて上から足で踏んで窪みを作ります。
③覆土用の土をバケツかコンテナにすくって持ち帰ります。
④窪んだセルトレーの穴に種を蒔いて、覆土用の土を敷き詰めます。
⑤たっぷりの水をかけます。


自然栽培歴7年の畑の土で育苗土
スコップですくってセルトレーに土を詰めて、重ねていきます


踏んで窪んだ穴に種を蒔きます。この日はレタス各種と白菜の種まき。
水やり後寒冷紗をかけて日差し対策


3日後レタスの種が発芽


白菜の種が発芽

白菜は外の葉っぱがしっかりと巻くためには土の力が重要なので、自然栽培ではかなり難しく、上手くできるかわかりません。それでも感謝の心を持って、いろいろなお野菜の生長を見守っていけたらと思います。

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