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【あいさんの日本初守護神探し】先祖さまが関わる、鎮守神さま、氏神さまを推測する方法 その1

インターネットも普及していない時期に、
わたしは、自分の足で、
先祖に関して調査しようとしました。
それは、親戚などから、
いろいろなことを聞いたり、
自分自身が不思議に思うようなことが
あったからです。

そこで、まず、調査したのは、
ご先祖さまの事です。

ご先祖さまがいた、
地域の鎮守神さまを調べること!

これをまず、手始めにいたしました。


まずは、産土神、鎮守神、氏神の定義を
知りましょう。


●産土神とは、

ウィキペディアでは、

神道において、その者が生まれた土地の
守護神を指す。
その者を生まれる前から死んだ後まで
守護する神とされており、
他所に移住しても一生を通じ
守護してくれると信じられている。
産土神への信仰を産土信仰という。

産土神は安産の神である産神とも
関連がある。

現在は
全国的に同族神としての
氏神信仰が衰え、
あらたに起こった産土神の信仰に
吸収されていく傾向が
多くみられる。

生涯を通じて同じ土地に住むことが
多かった時代は、
ほとんどの場合産土神と鎮守は
同じ神であった。
ただし、現在は転居する者が多いため
産土神と鎮守神が異なる場合も多い。

と、あります。

産土神さまは、

母親が生まれ育った地域の神様、
という謂われもあります


●鎮守神さまとは、

ウィキペディアでは、

その土地に鎮まり
その土地やその土地の者を
守る神のことである。
平安時代以降になると荘園制が形成され
貴族や武士、寺院などの
私的領地が確立され、

氏族社会が崩壊し
氏神信仰は衰退する。


荘園領主達は荘園を鎮護する目的で
その土地の守護神を祀るようになる。
これが鎮守である。

室町時代の頃に荘園制が崩壊すると
その信仰も衰退し、氏神に合祀され
今日に至っていることが多い。


●氏神さまは、

名字、つまりは、氏の神様です。

ウィキペディアでは、

日本において、
同じ地域(集落)に住む人々が
共同で祀る神道の神のこと。
同じ氏神の周辺に住み、
その神を信仰する者同士を
氏子(うじこ)という。
現在では、鎮守とも、
ほぼ同じ意味で扱われることが多い。
氏神を祀る神社のことを氏社という。

律令制が確立される8世紀に入ると、
氏族制度そのものにも変化が及んでくる。
畿内の豪族は都において官位を授かり、
在地と切り離されていくようになる。
また、蔭位制度などを通じた
父系による出自集団化が進み、
父系を通じて同じ祖先を有する者たちの
守護神としての氏神
及びそれを祀る氏社が成立するようになる。

代表的なものとしては、
藤原氏が自己の守護神である
鹿島神・香取神を招き、
なおかつ始祖にあたる天児屋命・比売神を
合わせて祀った春日大社、橘氏が
自己の始祖である
橘三千代が崇拝していた神を
一族の守護神として祀った梅宮大社、
桓武天皇の外戚及び末裔の諸氏によって
祀られた平野大社などが挙げられる。

これらの諸氏はいずれも律令制のもとで
成立あるいは発展した氏族であり、
父系出自集団の形成が
積極的に展開された氏族であった。

畿内の中小豪族や地方豪族では、
旧来の延長上の氏神信仰が行われてきたが、
平安時代後期に荘園公領制が成立して、
父子間の所領・財産継承が
行われるようになると、

各氏族の氏神崇拝の
従来のあり方が崩れていき、

次第に「家」単位での所領経営が
行われるようになると
それぞれの所領の地縁神
もしくは出身地の産土神を
氏神とするようになり、
その混同が進行するとともに
各地に新たな氏社が成立するようになった。

更に単独の氏族のみではなく、
その地域にある各家の氏神が
共通化されて、
地域社会全体の
守護神・氏社として
「鎮守」が
成立するようになった。

これが今日までみられる
地域の氏神と氏子の関係へと
発展することとなった。

と、あります。

今は、鎮守神も、氏神も、同じ考えである、
ということですね。

ただし、氏で、氏を守護する神様が
いますので、
これも大事なことです。

オラクルカードで有名な、
ヴィジョナリーカンパニー、代表の
大塚和彦さんのセミナーを
受講したことがあります。
大塚さんは、國學院大學のご卒業。
大塚さんより、
鎮守神さまと氏神さまの経緯を
お聞きし、國學院大學での教えは、
鎮守神さまと氏神さまは、
分けられているとのことです。

ただ、神社庁では、すでに
サイトにも書かれてあります通り、
「同一」としています。



では、なぜ、

ご先祖さまの鎮守神さま、
氏神さまを調査することが必要となるか。

わたしは、仙台生まれの仙台育ち。

引っ越しても、仙台市内。

ご先祖さまも、仙台から出ていません。

ご先祖さまの神様に関しては、
推測ができやすかったのです。

まずは、そこから、ルーツを探ろうと、
考えました。


皆様におかれましては、

転勤があったり、
全国各地に飛び回ったことも
あったでしょう。

うろ覚え、または、まったく知らない、

そんな方も多いと思います。

聞き出すのには、

お盆、お彼岸、結婚式、お葬式など、
親戚一同を会する時が、一番です。


しかしながら、このコロナ禍。

カナシイかな、お会いするチャンスも
失われています。

そこで、一番、わかるのは、戸籍謄本です。

しかも、
父方、母方、どちらも取得することです。

昔の住所は、その地域の役場などに
連絡して聞く事、
ネットで、探ることができます。

あとは、グーグルなどで、探し、
地域の鎮守神さまを
見つけることができます。

グーグルでもわかりにくい時、
その都道府県の神社庁に聞いたり、

地域の、近くの一之宮や、
大きな神社を、見ます。

これが、先代、ご先祖さまの
鎮守神さまの調査の仕方です。


実は、ルーツを知るのに、このことが、

わたしの場合、
非常に重要になったんです!












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