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【山形】龍澤山 善寶寺 威厳の龍王殿 2021年6月①総門、地蔵尊、弥勒尊像

わたしが、なぜ、今年6月15日、
善寶寺へ出かけたか。
それは、天赦日、一粒万倍日、
そして、わたしの誕生日では、
自宅から北西方位が
天道であったことから、
開運方位を使っての参拝を試みました。

ここは、月山インター。
ここを下車して、湯殿山インターまでは
国道を走り、再び、山形道を使って、
鶴岡インターまで行きました。
途中、寒河江SAで休憩したり、
鶴岡インター下車で、
薬局に寄ったりしましたので、
正味2時間45分の旅。

月山インター下車して
国道に入るところで見える、月山

別に見える場所で停車しての撮影。
左は、姥ヶ岳、右が、月山。

姥ヶ岳は、夏スキーのメッカ。
途中まで、リフトがありますので、
使って、山頂まで登ります。

月山の正規ルートは、
羽黒山から八合目駐車場へ行き、
そこから登ります。

ただ、登山で登る場合は、
姥ヶ岳のほうが、時間的には近いです。

とにかく、日本海側の山の天候は、
非常に変わりやすい。
それは、湿った風が、
いの一番に吹き上がりますので、
晴れた日に登りたいのであれば、
数日前から、
天気図と睨めっこしなくてはなりません。
ただ、修験道、山形は、
雨であろうが、何だろうが、
「受けたもう」の山伏精神なので、
どんな状況になってもいいように
準備だけはしておきたいです。
避難小屋は、9合目だけです。
万が一、雷雨がありましたら、
身体を低くしての対処のみです。

1984メートル。火山です。

梅雨前線の動きによって、
だいぶ、動きも違ってきますよ、登山は。

今回は、ルート通りではなく、
鶴岡インター下車後、
まったく違った道を通っての、
善寶寺への道のり。
332号線から、50号線に入って。

こんな祠が。

到着です!
お向かいの無料駐車場があります。

かなり、損壊してしまった、
鉄道博物館。
危険で入れません。

龍澤山 善寶寺


子安地蔵尊

地蔵は大地の徳を擬人化したもので、
現世または地獄における救済や利益に
力がある菩薩として信じられます。
善寳寺境内入口すぐ右脇に安置されており、子授け、安産、子育てのお地蔵様です。

善宝寺の寺紋です。

仏様に撮影をお願いして、
写させていただきました。

放光堂

位牌堂

第二次世界大戦中に
旧満州(現中国東北部)で犠牲となられた
母子の御冥福と、
民族協和・永遠の平和を祈る
お地蔵様です。

総門 最近、修復されました。

信仰道場善寳寺への第一関門。
安政三年(1856年)
三十二世月巖不傳和尚代に再建された。
床は石敷、材は欅で
彩色は施されていない。
十二支の他、立体的な彫刻で
装飾されている四脚門。
向かって右側上層部には
波に宝珠のみの透かし彫りがある。
龍が持っている「宝珠」は
「如意宝珠」で願い事が叶うと
いわれている。

裏手側

十二支の彫刻がありますが、
これが、「龍」です。
甲羅があります。
表の彫刻の裏側、内側にあります。

弥勒尊像

宝暦年中の大飢饉に対し
病魔退散・五穀豊熟を願い
建立されました。
大阪で造られ、船から陸揚げの際に
首を海中に落としてしまい、
胴体のみ到着後、
首のみ造作されたと
言い伝えられています。

魚鱗一切の大供養塔として
明治十六年(1883年)、
三十三世中興月圓禅山和尚の発願により、
建立に着手。
十年後の明治二十六年(1893年)
三十四世別傳禅法和尚代に落成。
高さ三十八メートル余、
総欅造り、銅板葺きの大塔。

内陣壇上の御佛体は、

正面「釈迦如来」
東方「阿しゅく如来」
西方「阿弥陀如来」
南方「宝勝如来」
中央金色円柱は「大日如来」を擬して
仏の五種智慧「五智」を表している。

外部には西遊記で知られる
三蔵法師、深沙大将、
又、十二神将が四方に彫り込まれている。

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