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コラム

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健康や美容の知識コラムのまとめ
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#ダイエット

part5 カロリーの嘘⑤

カロリーの嘘最終回です。 前回までに、 ①摂取カロリーと消費カロリーは独立していない ②摂取カロリーは「意識的」にコントロール出来ない ③基礎代謝(消費カロリー)は一定ではない ④「脂肪の蓄積」もホルモンで調節される を見てきました。 そして今回がカロリー理論の最大の嘘になります。 正しく体を理解し、ダイエットや健康のために活用してください。 カロリーはカロリーという嘘三大栄養素はご存知だと思います。炭水化物・タンパク質・脂質です。 カロリー理論の最大の問題はこれらをすべて

part 5 カロリーの嘘④

今回はもう少し体全体を俯瞰で見た時のカロリーの嘘見ていきましょう。 僕たちの体内の調節例えば、僕たちの体温は常にほぼ一定に保たれている。寒い日も暑い日も大体同じ。しかしこれは意識して一定に保っているわけではない。 「甲状腺刺激ホルモン」や「遊離サイロキシン」といったホルモンによって自動で一定に調節されている。 他にも、 身長の高さ=「成長ホルモン」 生殖機能=「テストステロン」「エストロゲン」 血糖値=「インスリン」「グルカゴン」 など、数えきれないほどのホルモンによって

part 4 カロリーの嘘③

引き続きカロリーの矛盾点考えていきます。 今回は「消費カロリー」についてです。 カロリー理論に基づくダイエットでは代謝を上げましょう!といいます。これは消費カロリーを増やすという事が目的です。 まずはこの代謝について簡単に見ていきましょう。 代謝の内訳代謝には種類があります。わかりやすく3つに分類して、例を挙げます。 ①基礎代謝・・・体温調節や呼吸など生きるために消費 ②食事誘導性熱代謝・・・食べて消化するときに消費 ③生活活動代謝・・・スポーツや運動などに消費 大きく分

part 3 カロリーの嘘②

前回は「摂取カロリーと消費カロリーは独立して調節出来ない」という半紙をしました。 是非前回分もご覧ください。 https://note.com/sawaguchi_sisei/n/n3e7c0038fd81 さて今回も引き続き「カロリーの嘘」を見ていきます。 今回は「摂取カロリー」について、つまり「食べる」はコントロール出来るのかについてみていきます。 意図的にコントロール出来るが前提だが・・・カロリー理論では「摂取カロリーを減らしましょう」つまり食事制限が出来るという前

part 2 カロリーの嘘

食事を減らしても体重が減らない・・・。 運動しても体重が減らない・・・。 この様な経験をされた方は多いと思う。これらが上手くいかない原因はとてもシンプルで、「カロリー理論が嘘」だからに尽きる。 つまり、【摂取カロリー】ー【消費カロリー】=【体脂肪】という等式に基づいたやり方だから。 前回も言った通り、体脂肪の増加や体重の増加はカロリーだけでは説明がつかない。今回から「カロリーの嘘」を細かく見ていこう。 摂取と消費は独立した関係?カロリーを前提としてダイエットを考えると、

part1 太る根本原因は何なのか

今回から「太らない体の作り方」についてお伝えしていきます。 ダイエットに関しての情報って多すぎてよくわからなくないですか? 方法論がとてもたくさん言われていますよね。 方法論の前に、まず考えなければいけないのは肥満や体脂肪増加の「根本的な原因」ではないですか? そんな中一般的に原因といわれているのが「カロリー」です。 つまり「食べ過ぎ」か「運動不足」という個人の選択の問題だと言われている。 でも少し考えるとこれは根本原因ではない事はわかります。 例えば、思春期の女性の体脂

1日3食が健康に良いは本当??

日本では「3食しっかり食べる事」や 「朝食しっかり食べないと健康に悪い」と言われます。 つまり、食べる事=良い事、食べない事=悪い事というのが”常識”と されています。 3食が本当に健康的であれば、病気などはどんどん減っていくはずです。 数字で見てみましょう。(以下、転用) いかがでしょうか?1日3食が常識とされている日本の健康における現状はこの通りです。 僕たちは健康に対する常識をアップデートしなければいけないかもしれません。