背に幾何学、その腹は白紙(裏話2)
これは2019年の7月に投稿した
背に幾何学、その腹は白紙
https://note.com/rootrootroot/n/n09d479b7530b
の裏話になります。
写真などそちらに挙げていますので、興味があったら読んでみてください。
さて、僕のフィリピン旅行について、裏話していきます。
3.旅行2日目〜フルーツの王様はバナナ〜
目が覚める。
昨夜は気づかなかったが、現地は夏。気温は30度近くである。この暑さでクリスマスは、僕の頭の中にはもう一欠片も残っていなかった。
妖怪"くりぼっち"から無事逃げ切ったとみていいだろう。
宿には朝食なんて洒落たものはなく、隣のホテルの朝食にお邪魔した。
この日の流れは、サントニーニョ教会、マゼランの十字架、サンペドロ要塞、ITパークでお買い物である。
ある程度お腹が膨れたら、昨日のタクシーの運転手と待ち合わせして観光へ。
前の記事でも話したが、ぼったくりが多い国では、良心的なタクシーの運転手は仲良くするのが良いだろう。タクシーの運転手と世間話しながらサント二ーニョ教会に向かった。
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日本人の大多数は教会に馴染みがない。
僕もそうである。お作法がわからん。
みんなが並んでいたので並び、前の人を見よう見まねである。感覚的には初めてのお焼香と一緒だ。
ここは日本じゃない。多少変なやつと思われても痛くも痒くもない、と開き直ってやってみる。
これはなんでも一緒。
みんな周りの評価、印象を気にしすぎてはいませんか?
自分の行動が1から10まで他人に影響すると考えるのは、僕から言わせれば自意識過剰ですよ。
下手くそやおバカがいない社会なんてありえない。
別にいいんですよ。こんなのでも。
そして、横にあった大きいとも小さいとも言えないマゼランの十字架を見てタクシーへ。
世界一周を夢見て、夢半ば倒れたマゼランに飛行機を教えたらどんな顔をするだろうか?
そんなイジワルを考えながら、サンペドロ要塞に向かう。
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サンペドロ要塞はいわゆる植民地時代の遺産である。
フィリピンはスペイン、アメリカに植民地にされた過去を持つ。
厳密に言えば、日本は大東亜(欧米の植民地解放)のもと、独立させたものの、日本の傀儡政権(実質植民地?)と言われていた。まぁ植民地にしてた人達が、何を。。とは思う。
僕はね。
例え裏側に勢力拡大があったとしても、植民地にされていた国の解放はいいものであったと言いたい。
戦争に勝った国がいい国である保証がないのと同様、負けた国が悪い国というのもおかしい話である。
日本がいい国だったとは言ってない。
僕の考えだ。嫌いなら離れてくれ。
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午後はITパークでお買い物。
ご飯も食べ、お土産も見てみる。
フィリピンは南国の国。
となれば、もちろんフルーツ大国である。
パイナップル、マンゴー、バナナはフィリピンのイメージそのままだろう。
ぜひ、ぜひフィリピンのフルーツジュースを飲んでもらいたい。
あれ?僕らの飲んでたのはまだ青いバナナだったのかな?って思うくらい違う。別次元だ。
月とすっぽんである。今風に言えば雪(SNOWという写真加工アプリの意)とすっぴんである。
上手くもないな。やめよう。
フルーツそのまま日本に持って帰りたいくらいだが、それは無理があるだろう。ドライフルーツを沢山購入した。美味しいフルーツは乾いても美味い、と思う。
南国の国を満喫したら、あとは寝るだけ。
最終日の予定は、海である。
恵まれた天気に感謝しながら、
ゆっくり眠りに落ちていった。
つづく。
お土産
ドライマンゴー
ドライバナナ
マンゴー風味チョコレート
ペン立て
ココナツの殻を使った置物
2020年9月11日
なおと
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