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多様性が無くなった先にあるものってなんだろか?

最近のアジアの大国の政策について思ったことをまとめる話。

皆さんは日本政府に不満はありますか? 
不満があるかもしれないし、それを口にするのもどうでもいいと思うんですよ、日本ならね。アジアのとある大国では政府の批判を使用ものなら逮捕されるし、そんな大国では最近いろんな政策が打ち出されています。

某アジアの大国では、ボーイズラブ・ゲーム時間・アイドルやそのファンによるファングッツの購入・ネット・学習塾が規制される声明が最近出ました。日本じゃありえなくないですか?

更に学校では国家主席の思想を教育を小学生からやるらしいです。凄いですよね……。日本人じゃ耐えられなそう。というか、日本と言うか俗にいう先進国の住人には「多様化」の兆しがあるので、こんなことされたら耐えられなそうですね。

私の見たニュースでのジャーナリストはこういった政策は思想統一を狙ったとこもあるようですね。詳しくない私にも、国民の思想統一をすることで、国民のコントロールをしやすくしているように思えますね。

これはまさに多様化が叫ばれる昨今の世界事情に逆行したもので、まあアジアの大国らしいちゃらしい感じがしますが、まあそれは良いとして、ここにふと思ったことがあります。

この政策ってどっかの誰かの理想論にほんの少しだけ似ているな。まあそのどっかの誰かさんは歴史上の偉人とかではなく、私の師匠にして恩人にして親友みたいな人物なので、皆さんが知る由もないのですが……。

彼が昔説いてた理想の世界においては、全員が同じ思想を持っていて、すれ違いがなく話せば、相手の考え方に簡単に納得できるような世界だと説いていました。

思想の統一をした場合に、そういうことが起きる。言わば、多様性を潰したのちにそういう世界が得られる。これはある意味でアジアの大国の政策は理にかなっているのかなと思わされました。

但し、彼は独裁者的な思想があったのではなく、アジアの大国よりも理想を追いかけていて、プロセスと最後に行きつく統一思想の形態が大きく異なる。そういう意味で「ほんの少しだけ似ている」と書きました。

彼のプロセスにおいては、多様性が組み込まれている。あらゆる思想やあらゆる主義をすべての人間が理解をして、全員がすべてを持っているという形で思想の統一を行う。そこに良し悪しはなくてあるとするなら好き嫌い。全員がすべての思想を持っていて好きなものを採択しているにすぎないから、衝突が起こっても相手の思想に理解を示せる。これが彼の描いた理想の世界でした。

私はそういった思想をブロックのように積み重ねて、天上に届く思想の塔を建てるイメージで、「思想的バベルの塔」なんていうネーミングをしましたが、実はここには私の知り合いの理想があったんですよね笑

ただこれについては彼はきっぱりと「机上の空論」と述べています。理由は単純で不可能だからだそうです。人間には情報を正しく共有する能力はないし、そもそも論すべての思想を受け入れるほどの脳のキャパシティーを持っていない。これを理想の世界と掲げるなら、人間は理想の世界では生きていけない生物。だから、非現実的だ。

私もそう思いますね。ただまあ理想を追いかけるのも楽しいのかなと思って、ゴールすることを目的ではなく、走ることに重きを置いて頑張ってます笑

さて、今日は某アジアの大国の政策を通して自分の大切な考えを再認識しました。最後に、某アジアの大国を皮肉ったもので私が好きなものを書いて終わりしようと思います。

「小国と言うには大きすぎる。大国という割には(国民の)器が小さすぎる。だから、中国と言う名前になったのだ」

最近、アジアの大国は政策だけではなく、恒大集団・TPP加入申請・ウイグル族問題・コ〇ナなどといろいろ騒がしていますので、いろいろ注目していきたい。

はい、今日の希哲学者でした。また不定期になんか意味の分からんことを書きます。

写真:チョウチョウウオ

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