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魅力的になるって最初はコスパがいいのに、どんどんコスパが悪くなるのは何?

魅力って鍛えても自分の思う通りに身につくとは限らない話。

かつての自分をふと振り返るときが私にはあります。なぜ振り返るのか、それは私が成長したって実感したいからなんだと思います。
いつも中高時代を思い出します。陰キャラを極めまくったあの日々を思い出し、今と照らし合わせる。今は随分とまともな人になったなぁと思う。決して、モテるようになったわけじゃなくて、うーん清潔になったというか、身だしなみに気を遣うようになったというか。

なんか清潔感って重要じゃないですか? 清潔感がある人に更にイケメン要素や美女要素が乗って、「モテる」っていう状態になるのであって、そうでない人は「モテる」じゃなくてそういう人になっちゃう。
例えば、雰囲気がエッチな人が居て、その人に清潔感があったらそれはきっとエッチな雰囲気のあるモテる人になるけど、清潔感がなかったらただエッチな人で「やりたい」対象であってモテてるわけじゃないというか。

別にエッチな雰囲気に限った話じゃなくて、優しくても清潔感がなかったらただ優しい人だし、頭が良くても清潔感がなかったらただ頭がいい人じゃない? 世間一般のモテる要素っていうのは、清潔感を基盤にした後のオプションにすぎないとつくづく思うんだよね。

で、この清潔感って言う奴って、上限がある代わりにすっごくコスパがいいと思う。寝る前にちょっとだけ液体を2種類(化粧水と乳液)顔に塗りたくって、ムダ毛の処理をして、髪をとかして、小さな努力の組み合わせでそれなりに向上していく。そして、アウトカムとして、同性にも異性にも話しかけてもらいやすくなる。別にモテてるわけじゃなくて、「ヤバイ人」っていう雰囲気が消えて、話しかけやすい外見を作れる。

じゃあさ、さっきからちょこちょこ出してる他のモテる要素ってどうかっていうと結構習得困難じゃない?
エッチな雰囲気だと、女子だとバストとお尻のケアをしないといけないだろうし、男子でも筋トレとかをするわけでしょ? 頭の良さについても、勉強しないといけないし、更に結果を出さないといけない。優しさもその人物に対して気を遣うって言うわけだし、やっぱり精神的努力が大変。

つまりはコスパが悪いことこの上ないし、更には先天的な要素?(骨格だったり地頭だったり)が大きく関係するわけじゃない? すごく面倒でしょ。
というか、何よりも嫌なのは別にモテる要素を集めていっても、お目当ての人に好かれるかどうかは好み次第の部分がある。それどころか、興味もない人に好かれて、場合によってはそれがトラブルになることもある。
トラブルは別にモテる側じゃなくて、思いを焦がれる側も「何、この思わせぶりな対応は?(怒」ってなるわけだし、やっぱりコスパが悪い。

自分の欲求をさておき、自分の人生のコスパを良くするという面だけでみたら、魅力をあげるのは大衆的に嫌われないレベルまでで良くて、その後のオプションはいらない気がする。

なんかこういう話をすると、どうしてもゲームが大好きだった私としてはゲームに例えたくなっちゃう。
どうぶつのもりだと、最初はこのシリーズが欲しいから集めるけどそのうちに重複が出てきて、最後の一種類が集まらないっていう状況になっちゃって、もやもや度があがって最初の集め始めた喜びから離れた場所に行っちゃう。
RPGのドラクエとかでも、レベル上げがどんどん大変になっていくから、最初はちょっとのレベル上げでボスを倒せてたのに、終盤は面倒になる。

そういうことを思い出して、人生のレベル上げって本当に面倒くさいなって思う今日この頃です。

はい、今日の希哲学者でした。また不定期になんか意味の分からんことを書きます。

写真:白糸の滝

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