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本当に好きなモノってなんだろうか?

自分の好きな趣味って本当に好きなのかっていう話。

突然ですが、皆さんは趣味はありますか? 私は最近は文章を書くことが趣味で、なので今はnoteが趣味と言っても過言ではないかもしれません。

はてさて、今回のテーマは好きなことなんですが、実は好きって本質的には三種類あると私は思っています。もっと正しく表現するなら、その好きなものへの感情が3種類あって、それらを混ぜこぜにして「好き」と表現している。

わかりづらいので、要旨にさっさと入っていきます

人の「好き」は①それ自体が好き、②それをして得られる結果が好き、③それをしている自分が好き、のいずれかに該当しています。先ほども申し上げた通り、どれか一つの視点でしかそのモノが好きってわけではなく、比率が人によって異なる。↓みたいな感じ。

ベンズ

Aさんのように比較的にバランスよく好きな人もいれば、Bさんのように何かが大多数を占めている人もいると思います。自分の好きなものはどれだと思いますか?

次に話すのは、①~③どれが強いと、どういう傾向が出るかの話をしたいと思います。同じ好きでも要素が3つあり、その割合が異なるため、違いが出てくる。それを話していきたい。

①それ自体が好き、が強い人は「好き」な対象が変わらない限り、延々に好きと言う傾向があると思います。例えば、スポーツ観戦が趣味な人はスポーツ観戦はある程度確立されたものですし、そうそうにスポーツ観戦自体の仕組みは変わらないので、好きなままです。但し、コロナのような情勢の変化で現地で見れなくなり、生観戦⇒テレビ中継になった時に熱が冷める可能性はあります。

「①それ自体が好き」という要素は「好きなもの」への継続力に大きな影響を与えます。

②それをして得られる結果が好き、が強い人は「好き」なものによって得られる実益(楽しいという感情や実物)がなくなると「好き」ではなくなります。具体的にはホラー映画鑑賞とかがわかりやすいですかね。ホラー映画によって得られるスリルが好きな人は同じ映画や同じパターンの映画を見続けるとスリルが枯渇して段々見なくなる。そして、よりスリルを与えてくる映画を探すようになる。

「②それをして得られる結果が好き」という要素は「好きなもの」への探求心に大きな影響を与える。

③それをしている自分が好き、が強い人は「好き」なものを自分のファッションとして考えているため、自分の感性と周りからの肯定(また否定)に依存しています。流行り物が趣味な人とかは③の要素が強いかもしれません。流行とともに好きが薄くなっていく。または周りが見捨てたコンテンツをまだ追いかける自分に盛り上がってヒートアップする。それを「好き」とすることで自分の価値を証明したいという気持ちが内包されていると思います。

「③それをしている自分が好き」という要素は「好きなもの」を通して自分自身を表現している。

私が思うに、ずっと同じ「好き」なことを続けられる「好き」は①それ自体が好き、「好き」なことに対して異常なほどに凝り性な「好き」は②それをして得られる結果が好き、周りに煽られて「好き」という気持ちにブレが生じる「好き」③それをしている自分が好き、がそれぞれ強いのだと思います。

自身の「好き」、他人の「好き」がどのジャンルの「好き」が強いかを見極めることが出来れば、時間的にも金銭的にも浪費が減らせるかもしれないので考えてみるのは面白いかもです。

はい、今日の希哲学者でした。また不定期になんか意味の分からんことを書きます。

写真:桜とイルミネーション


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