生理的に受け付けない? ちょっと待って、理性的に判断してみるのはどう?

2017/2/25 過去投稿

たまにはわかりやすい文章を書こうと思う。

あんまり人を二元論で分けたりするのは好きじゃないんだけど、円滑に進めるためにあえて二元論をちょっと導入しようかね。導入するのは

「理系」と「文系」の二元論

まあ雑に話すと、モノを考えてから判断するのを理系(理性系)、直感的に判断するのを文系(文化系)として話します。また、人間を理文で分類するのではなく、人間の行動を分類するスタイルで。

今回話したいのは「生理的に受け付けない」っていうコメントについて。人を良くも考えずに毛嫌いしていませんか? みたいな話。

何を持って、人は人を嫌いになるの? 生理的にとは? 大辞泉によれば、

1 からだの機能や組織に関するさま。「生理的な現象」
2 理屈ではなく本能的であるさま。「生理的に嫌悪する」
とあるもちろん、ここでは2の意味だろう。


では、話を始めよう。かの有名なパスカルも言った通り、人間は考える葦なのだ。であるからして、我々は本能的(文系)ではなく、理屈(理系)で考えてみようではないか。


このときに提唱したいのが「3OUT1SAFEの法則」というものだ。これは私の親愛なる友人が突然、「女体ってエロいよね」って呟いた発言をひた隠しにするために、続けて言った言葉に私が付け足すことで生まれた発想である。


生理的に受け付けない、そんな言葉が使われるのは多くの場合で第一印象の外見に使うことが多いので、ここに特化した理論が「3OUT1SAFEの法則」である。


3OUTとは笑顔・泣き顔・寝顔を指す。この三つの表情は人間が輝く瞬間に多い顔で、どの顔も美しいかったりカッコよかったりする。本来ならいいと思うこれらの表情すべてにむかつくとき、それは外見的に生理的に受け付けないの根拠になるのでは? これが3OUTの部分である。


では次に1SAFEの部分について。逆に言えば、という私のようなひねくれたものが好きな人が考え出したものだ。逆転の発想で、どんな表情を受け入れれば、絶対に「生理的に受け付けない」わけでは無い、と考えられるのかを思考した結果だ。


その表情は……怒った顔である。これが1SAFEである。


普通、怒った顔は誰もが不細工である。それさえも不細工だと思わない、不快感を感じない時にそれは外見的に「生理的に受け付けない」という状況に陥るわけがない。そんな考えである。


以上が「3OUT1SAFEの法則」である。是非、自称理系の人間だったら「生理的に受け付けない」なんて言葉を使わず、なぜダメなのかを追求して欲しい。また文系の人間だったら、こんな考えをすることで受け入れられることがあるということを考えてみよう。


ちなみに、これに限らず、なにか嫌悪感を感じたら、その人間とその人間の行動を切り離して、その行動の何に嫌悪感を感じたのか分析すると、冷静になると同時にそんなことで嫌悪感を感じる必要もないってなることもあります。


はい、今日の希哲学者でした。また不定期になんか意味の分からんことを書きます。

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