見出し画像

汎用理論とか言う無敵の理論

理論を提唱してみたい話。

「このポ〇モンはハルガモスっていうてとても、汎用性が高いんだよ、ふぇーー」の汎用理論ではないです。このネタがわかる人、私と同世代でニコ厨でポケモン廃人なんだろうな……。(犬神さん、大好きでした)

さて、それはさておき、この記事で紹介したいのは「汎用理論」と私が呼んでいるもので、名称は違えどほかの人がすでに言っているかもしれないので、それはご愛敬ということです。

ちなみに私は汎用理論をもとに生きているのではなく、都合をよくしたい時に使う理論なので、ずっと使うために設計した理論ではないので人生に組み込むのは良い塩梅にするのがオヌヌメです。

「汎用理論」を一言で言えば、汎用性=最強・至上と考える理論です。つまり、ダサく言語するならば「出来るか出来ないかで言えば、出来る方が良い。なぜなら【出来ること】もできるし【出来ないこと】にすることもできるから」ということです。

例をいきましょう。この世で喫煙ってあんまり良いことだとはされてないですよね? 百害あって一利なし、なんて言いますし、そうだと思います。では、汎用理論だとどうなのか?
「良いことです」
正しくは、喫煙「出来る」ことが良いことで、喫煙することは悪いことなんですが。

解説をすると、喫煙を出来るか出来ないかで言えばできた方が良い。その方が汎用性が高い。まず吸う状態と吸えない状態の両方を経験できます。喫煙者と知り合う確率が上がる。喫煙ルーム・喫煙席という居場所が増える。などなど、汎用性があがるんです。
逆に、喫煙をしないとイライラするなどという依存状態になると、汎用性がさがりよくなくなる。寿命だって下がるし、人生の汎用性が下がる。
つまり、「吸おうと思えば吸えるけど、別に吸わなくてもなんの問題もない(依存している訳ではない)」というのが汎用理論において最強の喫煙状態となります。

「汎用理論」とはあらゆるものに通じることが出来て、今は「出来るか否か」でしたが「体験したか否か」などにも置き換えることが出来て、「汎用理論」自体の汎用性がクッソ高いのが特徴です。

ただ最大の弱点は「汎用理論」のその汎用性の高さという皮肉でもあります。

どういうことかと言えば、どんなことも肯定を出来てしまう可能性を孕んでいるからです。
例えば、無職の状態。これは社会的にはよくないとされていますが、「汎用理論」においては最強状態です。どの職業にでも就職する選択肢もあれば、進学という選択肢もありますね。なんなら泥棒もありだし、現状維持もあり。汎用性の塊ということになります。

出来るか出来ないか、したかしてないか、それらを自分の都合のいいように捻じ曲げることできる。それが「汎用理論」の最強のポイントで、最悪のポイントですね。

ですから、この「汎用理論」は取り扱いは、自己肯定感が著しく害されて低すぎる状況からあげる際やさきほどの喫煙の例などのように一方の選択肢を取りすぎて結果、自分の人生の選択が狭まった時などが適しています。
「汎用理論」なのに、適しているのは限定された状況という皮肉笑

最初に言ったように私はいつもこの理論に従うのではなく、適正ツールの使用のように「汎用理論」を使っています。この状況では使えるし適度に扱えるなって思う時に使っています。

是非、皆さんも都合よく「汎用理論」を扱ってみるのはどうでしょうか?

はい、今日の希哲学者でした。また不定期になんか意味の分からんことを書きます。

写真:芽吹きの季節は気温にとらわれない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?