コロナを必然の流れとしてドリブンすると見えてくる勝ち筋は?

流体力学が専門のものの根っこです。


今回はちょっと気合い入れて
書いてますので、時間がある時に
気合い入れ目で目を通していただけたらと思います。
  
  
コロナウイルス感染が世界中で広がってる中、
今までに言葉にされていなかった色んな
感情が言動となってで始めている気がします。
  
  
普段何も意識しなかった自分の
手洗い方法や会話、仕事の在り方を
意識するようになったり、
  
  
漠然と何とかなるだろう、
と思ってた将来が、

どうにかなるんだろうか?

  
  
という問いに変わり、今では、
  
  

「なんだかこのままではまずそうだ。」

  
 
そんな声のトーンが大きくなってきました。
  
  
こんな思いを抱き始めているとは、
年初には想像しにくかった時代感ですね。
  
  
だけど、
  
  
そもそも自分に約束された将来なんて
ないのだから、
  
  

このコロナは改めてあなたが
もがいてる頃の日々を
思い出させてくれる機会を与えてくれた
のかもしれないですね。

  
  
もしくはまだ路頭に迷う感覚を
味わったことがないとすれば、
  
  

今がまさにそのタイミングとも言えそうです。

  
僕自身は、2009年のリーマン
ショックの時はまだ大学生で、
この出来事を目のあたりにして
  
  
博士課程に進んで、
  
  

「20代は全力で基礎を固める」

  
  
という大きな舵を切ったきっかけ
になりました。
  
  
今回の出来事も歴史的には
何度か起こった困難の一つに
数えられるかもしれませんが
  
  

自分を律して強い自分を作る
きっかけにしていく
チャンスと言えそうです。

  
  
と言うことで、
  
  

今回この出来事をあなたはどのように受け止めてますか?

  
  
「お先真っ暗だ」
「変な時代に生きてるな」
「家計が心配」
「会社が持たない」
  
  
色んな想いが巡ってるかもしれませんが、
  
  

流体力学的な観点ではこんな考えを
することができます。

まず、今回のウイルスがこの世に
現れてしまった以上、発生源を
抑える必要があったが出来なかった。
  
  

ここをスタート地点で考えます。

  
  
なお、この発生源は、
流体で言うところの
ソース(源)と言って、
  
  

・何らかの因果関係から生まれる場合
 
・人為的もしくは既知の時に
意図的に事実化する場合

  
  
この二つがあります。
  

前者は香水をプシュッとしたら
いい香りが広がるよね〜、
という因果が説明できるケースを指し、
  

後者は、人の体は何故36Cに
保たれてるか分からないけれど、
36Cとわかってればその値は
基準に出来るね、
 
 
という理由は分からないが
既成事実にできる
ケースがあります。
  

今回はもう後者として考えます。
  

つまり、
  
  
ウイルスのソースが武漢に現れ、
世界中に拡散してしまいました。
  
  
この事実は変わらなくて、
起きてしまったことは変えられない。
  
  
じゃあどうするか?
  
  

ここが出発点になります。

  
  
そうすると、
  
  
現状、このソースの広がり方を
最小限の被害で留めたいと誰もが考えていて、
  
  
総力を上げて対策しているのが
今現在あなたが見ている現実になります。
  
  
ここで大きな歴史の流れを考えてみると、
  
  
この3ヶ月間は、人類が獲得してきた
ウイルスに対する基本予防や
テクノロジー、各国のリーダーシップの
総決算がやはり現れていて、
  
  
判断が間違っていようが、
テクノロジーが遅れていると感じようが

ある意味ではそれが今の実力なのだから、

  
  
それはもう自然現象、必然性を持って
今の状態になっていると思考することは
出来ないでしょうか?
  
  
過去の歴史にあるペストの流行も
その当時の最善を尽くしていただろう。
  
  
そう考えると、
  
  

次はどういう思考に至るか?

  
  
今、国も人も四苦八苦するのは
当たり前じゃないか?
  
  
確かに今回起きていることは、
僕らが生きている期間では
ブラックスワン的で突然起きた
アンラッキーな状況です。
  
  
だけど、
  
  

こんなことがない限り、
僕らは生きることを
地球規模で真剣に考えないし、
危機を乗り越えられる
大きな流れは作れません。

  
  
海にできる波が、そのエネルギーを
最大化できるのは、
  
  

水平方向から垂直方向に
流れの向きを変える時のみです。

  
  

またそんなことをしなければいけないのは
垂直の壁が立っていた時のみです。

  
  

じゃあ高い壁を越えるには、どうしたら良いか?

  
  
波をいくつも同じ歩調で重ね合わせておき
その合力で垂直の壁にぶつかる。
  
  

そうすると、その波は真上に突き上がります。

  
  
ここまでは大体イメージできると思いますが、
  
  
大事なのはここからで、
  
  

国民一人一人は粒子だということです。

  
  
考えも送ってきた人生もまるで違います。
  
  
中には今回の危機に屈したり、
脇道に逸れたアイデアで
切り抜けることはいくらでも可能です。
  
  
部屋の角に溜まった埃のように存在を
消すこともできます。
  
  
でも、大事なのは、
  
  
このウイルスについて言えば、
  
  

一瞬で消すことができないソースなので、

  
  

対抗するよりも、共存し、
僕らが強くなりながら、
ウイルスを散逸(やがてゼロ)
させるしかないのかなと思います。

  
  
どういうことかというと、
  
  
人類の過去にも多かれ少なかれ
今回のような天災、人災を
僕らの先祖は乗り越えていて、
  
  

うまく順応し、生き残る術を
見つけていった。

  
  
今はその時よりも遥かに便利な時代を
獲得していると言ってもいい。
  
  
なので、外に出られない以上、
頭をみんなが使い、
  
  

食事のデリバリーがロボットにならないのか?

  
  

ドローンで配達する実験をしてもいいのじゃないか?

  
  
こんな思考やアクションをどんどんして
良い気がします。
  
  
歴史上の先人の心情も今と
比べて大差はないかもしれないけど、
  
  

乗り越えた先人が何か僕らに言うとしたら、

  
  

「まだ甘い」
「皆、他の人がどうにかしてくれる
と思ってないか?」
「生きる答えを捻り出せ」

  
  
こんな所でしょうか。
  
  
今は知識も情報もある。
  
  
あとは壁を乗り越えるエネルギーを
最大化することに集中し、
  
  
ウイルスと共存した短期間の将来を
覚悟しながら、解決に向かって走る。
  
  

同時に、収束後に自分が周囲に出来る貢献は何なのか今見つめ直す。

  
 

そして知恵を捻り出す。

  
  
このタイミングはそれだけでも
十分なんじゃないかなと思います。
  
  
目の前の生活に困窮している方も
大勢いると思いますが、
  
  
これは過去にもあった歴史の流れの
転換期であることと、
  
  

今は新たな価値観を生むポテンシャルを秘めていると思います。

  
  

乗り越えた時のボーナスポイントを今生きている人たちは誰も体験したことがない。

  
  
地球は残るのだから、あとは進化論としては
適者が生存する。
  
  

僕らは絶対にそこにいる必要がある。

  
  

流れの中に生きる僕らは、
困難な時は定点観測しがちだけど、
こうやって全体を上向きの流れに変えるのも
また僕ら一人一人の粒子です。

 

そこに僕らの勝ち筋があるのではないでしょうか?

  
ということで、ちょっと長くなりましたが、
今だからこそ強く励んでいきましょう。

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