【MLB】バントマイスターの話
今回はみんな大好きバントの話をしたいと思う。
ただ、バントと言っても犠牲バントではなくセーフティバントの話である。
まずはこのnoteを執筆したキッカケから書いていく。
キッカケ
今回のキッカケとなったのはフィリーズのギャレット・スタッブスとレッズのTJ・フリードルの両名だ。
彼らは2023年のシーズンにそれぞれ面白い成績を残した。
スタッブスは前半戦12安打中6本がバントヒットと安打の半分がバントヒットという驚愕の数字を記録。
フィリーズのX公式アカウントからも「バントキング」と称賛?されるほどにバントヒットを量産した。
フリードルは今シーズンMLB最多の17本のバントヒットを記録。
HRも18本記録しておりこの50年間で2人目となるシーズンでHRとバントヒットの両方で17本以上を記録する珍記録を達成している。
この2人については9月にfangraphsが掲載したバントについての特集記事でもメインで触れられているので興味のある人はそちらも読んでみて欲しい。
彼ら2人のバントヒットの量産ぶりに興味を惹かれた私はMLBのバントヒットの記録について調べてみたのだ。
バントマイスター ブレット・バトラー
「ブレット・バトラー」
野茂英雄がデビューした頃からMLBを見ている方には野茂のチームメイトで癌を克服した1番センターの大ベテランとして記録しているであろう。
そのバトラーがMLBの通算とシーズンのバントヒットの記録をおそらく保持していると考えられている。通算で286本、シーズン記録は1992年の42本である。(諸説あり)
通算安打数2,375本のうちバントヒットが占める割合はなんと12%超、シーズン記録を達成した1992年はだいたい1/4の安打がバントヒットだったことになる。
今シーズンはフィリーズのカイル・シュワーバーのHRの割合が話題となったが、バトラーはバトラーで逆ベクトルに凄い。
バトラーが現代のMLBでプレーしていたらシュワーバー同様にネタにされていたことだろう。
この打撃スタイルで長打は少なかったが選球眼が良く1991年には四球数でリーグトップ、全盛期には毎年.390-.400程度の出塁率を記録していたのだから相手にとっても嫌なリードオフだったことは間違いない。
Youtubeにはバトラーがマーリンズの三塁コーチ時代に撮影されたバント講座の動画もアップされているので、バントマイスターからバントの極意を学びたいという方にはそちらも必見である。
ちなみにこの動画ではバトラー本人がバントヒットの数を『255』と発言している。
バントの記録がソースによってバラバラでこれ以上書けない
実はこのnote一旦書きかけで止まっていたものである。
なぜなら、バントの記録がソースによってバラバラなのだ。
だが、せっかく書いたしアップしてみることにした。ち
ちなみにバトラーの記録は下の記事から採用しているが他のソースだと1992年のバントヒットの数が10本以上違っている場合もあるので信頼はしないで欲しい。
それでは、この話はここら辺で。
みんな『バントやろうぜ』
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