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「ブルーアンブレラ」バカラック大好きの暴走徒然

フィールドを毎瞬、色とりどりにクリエイトする皆さま、こんにちは。

今回は、「現代の音楽、スタンダードポピュラーミュージック」が生まれてきた中、70年以上ずっとこの世界を牽引し、名曲に次ぐ名曲を作り続け、

インスピレーションを与え続けてきた大御所
「バート・バカラック」御歳92歳が新作アルバムを出していたので、そのご紹介、です^ ^

個人的にとにかく好き、という心の漏れ出た声、暴走徒然です。
ご了承ください^ ^


その名も

「BLUE UMBRELLA」

ブルー アンブレラ
青い傘

バカラックなのに、なんてシンプルで、気負いなくセンスあって、かわいいんだろう。。。


このアルバムが、音楽プロデューサー、ソングライターなどマルチな活躍をしているダニエル・タシアンとのコラボで出ていました!


なんでも、女性シンガーを通してお互いを知った後、バカラックから誘いを受けたタシアンが、
バカラックに歌詞を送って、
それにバカラックが曲をつけ、
出会うと二人はすぐ意気投合し、
最終、タシアンが歌っているこのアルバムのタイトルにもなった「ブルーアンブレラ」が生まれ、
バカラック15年振りの、書き下ろしの新曲ばかりのアルバムが生まれたそうです。。。!!


個人的なことをお話をさせていただきますと、

小学生の頃からラジオや映画音楽や、有線放送から聞こえた音楽でとにかく、心揺さぶられて、好きな音楽に出会い、あんまり素敵な曲なので驚いてその都度調べると、
決まってある同じ2人の作曲家の作品だったのですが、

その中の1人が、

バカラックでした。


そして、もう1人はフランシス・レイでした。


バカラックは、わたしが生まれた時にはもう、世界を席巻するヒットメーカーで、
「雨にぬれても」他、

学生の頃は、もうそのヒットの数々は

往年の名曲
スタンダードの中のスタンダード、

映画音楽もポップスも、レジェンド、、、


そんな存在でした。


ですが、今みたいに、インターネットもありませんので、

映画やラジオで流れるBGM、
映画音楽全集のアルバムで聴く中で、

バカラックの独特なメロディが、わたしに引っ掛かりました。

10年経っても、20年経っても、

30ねん、40年経っても、


なんていい曲なんだ!と流れてくる音楽を聴いて、
それが同じ人物の曲だと後から知るという驚き!(◎_◎;)


とはいえ、好きだけど、本人について調べたりすることはありませんでした。


そんな中、

大変、
大変、


失礼なことですが、


往年の大御所中の大御所ですから、


大好きなバカラックでしたが、往年の大御所、という存在過ぎて、

ご存命だなんて、思ってもいなかったのでした。。。


だって、

小学生の頃大好きでエレクトーンでスタンダードポップスとして、

「雨にぬれても」

弾いていたんだもん。。。

「raindrops keep fallin‘ on my head
雨にぬれても」


その時でさえ、もう、過去の名曲になっていたんだもん。

かれから、40年以上経つんだもん。。。


まさか、ご存命とは。。。


ほんっとに失礼な話ではありますが、ご存命と知り、アルバムまで出されていたのは、嬉しいやら、感激だわ、、、それはもう、感無量でした。。。


歴史がまだ、生きていた!


レジェンドがまだ、同じ時代に居て、
その最新作品を聴ける喜び。。。


これまでも、好きな音楽に会え、
それが、バカラックだったと知るたび、

生きててよかった、と思ったのでしたが

生きてよかった(;_;)


今回のブルーアンブレラも、買い物中に流れてきたサウンドがあまりにカッコ良すぎて、

音源検索アプリですぐさま検索したところ

なんと、バカラック作品ではありませんか!


帰って調べてみると、ご存命and新作書き下ろしアルバムまで、、、。


YouTubeで公開されているので聴いていましたが、広告入りで、ちまちま聴いてる場合ではなかった!


早速、購入して、聴いていますが、

ほんとに、ステキ。。。


スタンダードポップスの大御所。

どうサウンドが転んでも、
上品で、柔らかく、嫌味がなく、洗練されながらも、映画「シェルブールの雨傘」を観るような、
センスあふれる、ノスタルジックな世界に惹き込まれます。。。


これ、今回は、個人の暴走徒然です。
すみません。


そして、バカラックの面白さと好きなところが、

何でこのメロディの音、チョイスしたん?

そして、何でその、飛び跳ねた音に、そのハーモニーをつけられたん?


という、

唯一無二サウンドを繰り出し続けていることです。

I say a little prayer for you


ぬぬぬ、

なんで、この音を繋げようと思ったか、

そして、なんでこの音にこのサウンドをつけて、このハーモニーで、
こんな楽曲が作れるのだろう。。。


有名どころでは、
カーペンターズの「close to you」や、


映画「アルフィー」のリメイク版を歌う
ヴァネッサ・ウィリアムズの
「アルフィー」も素晴らしく、、、


「the look of love」も、、、




ロマンティックな、オーケストラの奏でるポップスサウンドが、うっとりさせる

「the April Fools」


。。。ステキ。。。



枚挙にいとまがない。


このためにある言葉。


とにかく、キャッチーな音楽から、
オーケストラを歌わせる、洗練されたスタンダードポップスサウンドから、

タイトでクールなサウンドから、

ノスタルジックな、それでいて、
どこかへ連れて行ってもらえるようなワクワク感のあるサウンドまで。。。


うっとり、ため息です。。。



時代が変わって、こういうオーケストラのポップスサウンドが流行らなくなって、

活躍の場を失っていったなんて、
信じられない。。。


というか、何十年もずっとわたしのように、
バカラックや、ポップスオーケストラサウンドを愛してやまない人たちは、沢山居るはずなんだけど、

音楽が廃れたのではなく、

いいものにお金をかける時代ではなくなった、

という、ことなんだと思います。


ビッグバンドや、オーケストラポップスは、
原曲があっても
楽譜はアレンジしないといけないし、

オーケストラ譜を書いたとしても、
大人数の編成で、練習を重ねて、本番はせいぜい一、二回

どさ回りをしたり(地方巡業^ ^)する仕事も

大所帯になるので、お金がかかるため、今はほとんど無いし、

そうなると、それでは食べていけないし、、、

とか、なるんですが、

これからの時代、お金をかけなくてもできる楽しい事が、主流になるので、

もしかしたら、思わぬ形で、復活したりするかもしれませんね
^ ^


昔、自分もポップスオーケストラで歌わせていただいていたのが、今では懐かしく思い出されました^ ^


小学生の低学年からエレクトーンを習わせてくれた両親にも感謝。。。

当時、エレクトーンで弾くのは決まって、スタンダードポップス。

映画音楽ばかりでしたから、今ある「楽しむことの下地」を作ってくれたのは、特に亡くなった母のおかげです^ ^
母はよく、一人でツイストとか、踊ってました。。。笑笑

(変なの、と、子どもの頃は思ってた(≧∇≦))


勝手に亡くなっていることにしていたバカラックさんが、92歳で、ご存命で、

新作書き下ろしアルバムまで出されていた事を知っての、興奮冷めやらぬ徒然。


暴走しました(^◇^;)


あ、追伸として。

このアルバムは、音源配信は世界でされているものの、
プレスされたCD販売がされたのは、日本だけだそうです!

7曲入り、2曲は、日本だけのボーナストラックだそうです。

バカラックは、歌うこともありましたが、

作曲家、編曲家なので、

このアルバムの歌は、音楽プロデューサー兼演奏家のタシアンという方が歌っています。

でも、飾りっ気がなくて、とてもステキな歌声です。


止まらないので、この辺で。。。


でも、他の曲も、どれもこれも、珠玉です。


いろんな方がもっと詳しく、バカラックの名曲をネットではちゃんと紹介されていますので、

ぜひ、そちらもご参考に、バカラックのサウンドを同じ時代に楽しんでいただけたら、と思います^ ^


なんで、この音来るかね〜、

なんで、こうなるのに、こんなステキに仕上げられちゃうのかね〜、


と、誰かと話込んで、夜を明かしたいですが、

残念ながら、学校の授業でスタンダードポップスを聞いてもらっても、

生徒さんに、「じゃあ、ムーン・リバーなら、わかる?聞いた事あるよね?」

と、食い下がるも、誰も知らず、毎回撃沈。。。


ここで、ご一緒に、バカラック談義に花を咲かせたことにさせていただいて、終わりたいと思います^ ^


いつもありがとうございます。


皆さまも、楽しい音楽タイムをお過ごしください^ ^


戸張碧月

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