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菩薩だなんて

街の灯が落ちるのがこう早いと、炊き出しがやっとだったであろう震災直後を思い出します。
とらのあな(のち、とらのお)の営業再開日、開店時間にみんなで押しかけて、色んな実感をはじめて覚えられたのがその瞬間でした。
おちょやんも戦時下が描かれているくだり。チーム福富、そして百久利さんとつらすぎる。いだてんの満州編まで思い起こされて、杉咲さんはどんな心地で撮影していたのかと言葉に詰まります。
端くれは端くれでも不要不急にちがいない私。単に世情からというだけでなく、肌で感じることが連なっている近頃です。

でも、ちょっと嬉し懐かしのお品書き目にしたり
麻婆豆腐をおいしく作れたり(笑)勝手知ったる面々との小気味良いやりとりで元気が出る場面も多々です。
もっと気が利かせられたら、はままある。順序を違えてしまってるものも同じくあるね。
その中であっても、在り続けてほしい処や笑かしたい人らは確かだ。非力の菩薩とて。

本格的断捨離の要に迫られています。ごみ箱を新調しましたよ。
自分のことをもうちょっときちんと出来たら、差し出せる手もあるかしらん。はてさて。

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