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【おそ松さん】感想書きで見た反応ベスト3【3期】

※注意! おそ松さん3期のネタバレが含まれます。

■感想のメリット■

まず、TVアニメ『おそ松さん』の概要を。


『おそ松さん』(おそまつさん)は、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』を原作とした日本のテレビアニメ。赤塚不二夫生誕80年記念として2015年10月から2016年3月までテレビ東京ほかにて第1期が放送された。1988年に放送されたテレビアニメ第2作『おそ松くん』以来、約27年ぶりにstudioぴえろが制作したテレビアニメであり、シリーズ3作目にして初の深夜アニメでの放送となった。
2017年10月から2018年3月まで第2期が放送された。2019年3月15日には完全新作の劇場アニメーションが松竹の配給で公開。2020年10月から2021年3月まで第3期が放送された。
ーWikipediaより引用ー

1期でドハマりしてから足掛け6年追っている大好きなアニメである。
好きすぎて見終わると熱いパトスがほとばしるのだが、あいにく身近にこの衝動をぶつける相手がいない、むしろ友達がいないので、湧き上がる思いを感想レポートにしてpixivとニコニコ静画に一方的に投稿し続けている。


有名人ならともかく、素人の感想を読んで何のメリットが・・・と思われるかもしれないが、長く投稿しているうちに割とデーターベースとしての使い道もあるのではと思えてきたのだ。
”○期○話”とタイトルを統一し、場面を象徴するシーンを挿絵として入れると、サムネイルで一覧表示した時にどれがどんな内容だったか探しやすい。
もう一度配信や円盤で見たいと思った話をブックマーク登録しておけば後で確認できるし、好きだった話を振り返る事もできる。自分がどんな物が好きか考えるのも楽しい時間の過ごし方の一つだと思う。単純に読んでもらえるのも嬉しいし、こういった使い方もしてもらえていたらやりがいがある。

1期7話から始めて2期3期と続けていると結構な数になり、特にpixivではダッシュボードが見やすくなったので、閲覧データを改めて表にまとめると面白そうだと思いやってみた。

まず、どういう人間が書いてるか想像しやすいように自分の状況を把握。
・アニメ好き
・次男推し
・40代
・女性
・既婚
・腐女子
頂いたコメントから察するにかなり若い方や男性もいると思われるし、全員が当てはまる訳では決してないのに注意しつつ、その中でも他人の感想を読んで楽しめるということは書いた本人に近い感覚を持っている、またはこの感覚が許せる人格の方ではないだろうか。

次に、感想を書く時に気をつけていること
・場面のわかる絵を入れる
・攻撃や批判をしない
・腐的な表現はなるべく避ける(避けきれない場合もある)

絵は、シーンの画像を見せて話す方がイメージしやすいし共感しやすいと考えたのだが、スクショした画像をそのまま貼ると削除されてしまう。長く楽しみたいので自分で描き、スクショではない証明のために塗りなど一部を変えている。
また、感想を共有して楽しさを増幅させたいため、作品に対する攻撃や批判はせず、どこか好きだったかの感想を中心に話題を選んでいる。
あとは自分自身ネガティブな情報をツッコんで面白く表現するのが不得手なので、それならば楽しく書ける方へ舵を切る方が得だと思った。
腐的な表現は私の特性上どうしてもいじらないといられないのだが、楽しめる人の範囲が限られてくるのでなるべく控えている。

前置きが長くなったが、肝心の閲覧データを見てみよう。

■各話の反応■

画像1

2021年4月9日時点での1話から最終回までのいいね・ブックマーク・閲覧数をざっと数えてみた。
いいね率、ブックマーク率は閲覧数からの割合を出している。
総合的に反応の多い話を並べたかったため、いいね率、ブックマーク率を単純にパーセンテージでポイント換算し、閲覧数ポイントは一番多いものに25ポイント(全25話だから)、順位が下るごとに1ポイントずつ減らして加点している。その全てのポイントを合計した点数を総合ポイントとして評価することにした。

こうして見ると最終回は投稿日時が一番新しく閲覧期間が短いにも関わらず、いいね・ブックマーク率は一番高い。
それだけ、視聴者の満足度が高いという結果なのだろう。
エンディングで次期への期待も持たせてもらえたしね!

逆に反応が一番薄かったのが17話『芋煮』。
本編は話の構成も見事だったし、挿絵も大量の芋を描くのに時間がかかって大変だったのに、感想の力不足か数字が低いのがいささか辛い。本編は抜群におもしろいです。ぜひ見て!
ただ、表には入ってないがコメントは多い方だった。刺さる人には刺さったかもしれない。

■感想で見る反応の高かった話数ベスト3■

ようやく本題です。
総合ポイントベスト3、まずは第3位から。

第9話 家事をやろう

日常回ではあるがダラダラしているいつもと違い、慣れない家事に悪戦苦闘する姿から、六つ子それぞれの性格の違いや兄弟同士の絡みが楽しいお話。
家事あるあるに溢れた内容から、脚本の松原さんが普段から家事をされているのではとの推測もされた。
pixivはこちら→https://www.pixiv.net/artworks/86210985

続いて第2位。

第11話 ピザ

スマートに隠していたはずの次男の本音が炸裂。普段の大人しい態度の裏に隠されたギャップがカラ松ガールズ&ボーイズの心臓を直撃。
感想のメリットで挙げたように、似た感性の人が集まっているゆえに次男推しの反応を多く集めたのだと思う。
ドキドキした。好き過ぎて。
pixivはこちら→https://www.pixiv.net/artworks/86679395

いよいよ第1位

第5話 まぁな

うん、知 っ て た 。
次男推しには外せない珠玉の一話。
次男がガチ恋するのもシリーズ初なら、恋敵になるのがかつての相棒の末弟でせめぎ合いがあったり、冷静だと思ってた年中がなんでかめちゃくちゃハマり込んでリアリティーショーさながらに見守ってたり、一番ガキっぽいと思ってた長男五男が一番大人だったりととにかくドラマ過ぎた回。
3期では新鮮なキャラクターの側面が出てくるなーと、初めて感じたのがこの話ではなかろうか。
興奮しすぎて文章の語彙力が低下している。
pixivはこちら→https://www.pixiv.net/artworks/85622420

■総評■

自分が次男推しのためどうしても次男寄りに内容が偏ってしまい、読んでくださっている方もおそらく次男推しが多いと思われるため、当然のように次男が中心のエピソードが上位に並んだ。
他キャラクター推しの方が書いたなら全く結果が違っていたに違いない。
とはいえ2位の『家事をやろう』は特に次男に特化したエピソードではなく、この作品にとって日常回が非常に強いという証明になったのではないだろうか。
ちなみに4位は20話『耳かき』と並ぶので、やはり次男中心のランキングであるのは言わずもがな。

その他、18話『やめておけ』は閲覧数順位が20位というかなり後ろにも関わらず、総合ポイントでは17位と順位を上げている。これは、いいね・ブックマーク率が高かったからである。ここからわかる通り、この話は共感は高いけれども再び振り返ろうとする人数は少ない。それは・・・アニメ本編を見て頂ければわかると思う。放送後、Twitterのタイムラインで心の旅に出る人が続出したいわくつきの回。

半年間毎週投稿するのは、自分なりに時間の調整や体力など大変だったけれど、好きなものの話を全力でできるのは本当に楽しかった。特に、身近に好きなアニメの話ができる人がいないだけに、コメントで感想を話し合えるのはオタク冥利に尽きた。閲覧して頂いた皆様本当にありがとうございます。

3月で放送は終わったけれども配信はまだまだやってます!
dTV、Amazonプライム、Netflixなど配信情報は公式サイトのこちらから
BD&DVDも続々出ています。公式サイトはこちら
1話完結が基本なのでどの話からでも楽しめます。

そしてご覧になられたら感想もぜひ。ニコニコ静画、pixivでは1期7話からの感想を取り揃えております。
pixivユーザーページ → https://www.pixiv.net/users/16234561
「おそ松さんってどんな内容なのか知りたいけど、いきなり本編見るのは怖い」方も、事前に感想のサムネを見てやんわり知ってれば怖くない!

同じアニメを6年追って積み重ねるといろんな方向から楽しめるんだなあ、とスルメ的な面白さを噛み締めている。
あと、好きな事の話をするのはやっぱり楽しいね!ここまで読んでいただきありがとうございました。