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好きな物がわからないアダルトチルドレン1

好きな食べ物と言われて頭に浮かぶもの、ありますか?
人によってさまざまだと思います。

つい食べたくなってしまうもの
つい作ってしまうもの
つい作ってとリクエストしてしまうもの

好きな物を食べれるって幸せですよね。
つい顔がほころんでしまいませんか。

また、友人や知人とランチや飲み会に行く時、みんなの意見がまとまるよう
あれが好き、これは食べれない等という会話もしますから身の回りの人たちの好き嫌いも知っていることは多いかと思います。

でも、なぜそれが好きか?という話ってあまりしないですね。
これはアダルトチルドレンの特徴でもあります。

実は、健全な心の持ち主の方々はそのような会話を普通にしています。

幼少期の頃、その好きな食べ物にまつわるエピソードを嬉しそうに話す、ということを日常の雑談の中でしています。

  
アダルトチルドレンの人の多くは、好きな食べ物をきかれた時に、すぐに答えられない確率が高いです。もちろんそうではない方もいらっしゃいますが。

かつて私も、カウンセリングを始めた頃にこの質問をアドバイザーさんに問われました。私は

好き嫌いはなくて、ほぼ何でも食べれます

と、堂々と答えました。好きな物をきかれてるのに、好き嫌いは無いって答えることがすでにズレているのですが、このズレにも気づかずに好き嫌いがない私ってすごいでしょという気持ちも含めて自信満々に答えていました。

この時は、どうしてこんなことをきかれるのだろう、カウンセリングを受けているのに関係ない話じゃないか、と受け止めていました。

もしかしたら、この記事を読んで下さっている方も、かつての私のように「アダルトチルドレンの記事とは関係ないだろう」と思われるかもしれません。

しかしながら
好きな物を好きと言える、嫌いなものを嫌いと堂々と言える
自分の好きな物を自覚していて、それらにまつわるエピソードをしっかりと話せる
それらを自分の心の中から湧き出るように表現できることがアダルトチルドレンの回復の大きなポイントになります。

一点、注意したいことですが
好きな物と執着しているものは似て非なるということです。

食べずにはいられない、食べ続けていないと不安になる。

食べながら幸せな気持ちになれる、満足する。

の見極めは、そこに自分以外の人の存在があるかないかが重要になってきます。

   
   
今回、とても大切なことを記事にあげています。
私自身がカウンセリングを受け続けている「セッションルームあなここ」で培ってきたことを、読み手に伝わるように書き上げていきます。
次回に続きますので、次回の記事をお待ちください😊
どうぞよろしくお願いします。


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