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For Free

いわゆる受験英語でも出てくる表現です。

「ただで/無料で」。

今年の夏に出ていたのをまったく知らなかった。

デビッドクロスビーは今年80歳だそうで。

正直クロスビーは難しいなあとずっと思ってたんです。歌の展開がとても覚えにくい。変則チューニングも多いし、コピーしづらいのが敬遠しがちな理由ですね。でした。

先週ほんとに偶然ジョニミッチェル聴いたのがきっかけで、そう言えばあの歌何を言ってたんだろうと。

このアルバムのタイトルにもなってるくらいだから、彼自身この曲が相当お気に入りなんだろうと推測しますが^ ^

僕が初めてこの曲聴いたのはCSNの80年代のライヴアルバム「Allies」。このアルバムの中では好きな一曲だったので覚えていた。

今回YouTube探してみたら、この人はByrdsの頃からずっと歌ってるんですね。いろんなテイクが存在します。

かれこれ半世紀。そして半世紀後のアルバムタイトルにする。

最初お恥ずかしい話だけど、CSNだけに(笑)、「自由のために」って思い込んでて。

改めて聴いて汗かきました。

当時からずっと彼もジョニもfor freeじゃない側の人。
彼らからはどう見えているのか。

答えはなくて聞き手に委ねられています。

大学生の頃の僕はこの歌の内容さえ知ろうとしなかったから、なーんとも思わなかったけど

今の僕はfor freeの側の人間です。

なんのために演るのか。
音楽をやるとはどういうことか。

何気に問いかけてくる歌。
ジョニミッチェル恐るべし。
そしてデビッドクロスビー恐るべし。

ちょっと前に盟友だと思ってたグラハムナッシュがクロスビーに怒ってるとかいう記事を読んであらあらと思ってたけど
このアルバムではマイケルマクドナルドとかとやってて、この人のすごいのか懲りないのかなんかわからないとこを垣間見た気がします。

そして今まで聴いた彼のアルバムでいちばん聴きやすい(笑)。
ヘビーローテーションになっている一枚。

そろそろ今年のベストテン決める時期になってきましたね。早いなあ。

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