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成人の集い。

成人の日は明日ですけど、大概のところで今日成人式のイベントが行われたのではないでしょうか。

前任校には、成人の日に卒業生が集まるというイベントがあり、僕は8年間いたので、何度か関わった学年の時には参加してきましたが、今回はいちばん最後の学年が成人を迎えるということで。イコール僕にとっても、参加するであろう最後の機会。

イベントそのものは学校の同窓会が、下の世代のためにというニュアンスで10年くらい前から始まっていたそうで、この2年はコロナ禍で出来なかったとか。一度飛ばしてしまうと、引き継ぎが難しくなるんですよね。こないだから書いてるけど「しなくても生きていける」と思っちゃう。責任者だけがものすごいエネルギー使う。なにより段取りをうまく思い出せなくなるんですよね。今回3年ぶりの復活ということで、同窓会と学校関係者のみなさんに感謝。正直今日もこのところの状況考えれば無理言えなかったと思うけど、本当にありがたい機会をいただきました。

3時半からというので3時くらいに着いたんだけど、早かったかと思いきや、早々に集まった連中と合流。学ランとセーラー服で別れた連中がスーツと晴れ着でおまけにまったく違う髪型と化粧だから咄嗟にわからない。冗談半分で「誰だっけ?」なんて言いながら、2年がすぎたんだなあとしみじみ思う。

世話役やってくれた卒業生をいじったりしながらも、見る顔がみんな懐かしくてうまく軽口が出なくて気の利いた挨拶もできず。

学年の6割くらいが来てたかな。短い時間では当然全員と話しはできず、ひと握りでしたが、みんな前向きでよかった。過去ばかり振り返っているやつがいたらどうしようと心配してたけど杞憂でした。やってきたことが間違いじゃなかったと思える瞬間。成長した物腰はもちろん、就職決まった報告なんかも聞けてよかったです。終わったあと、チームメイトの先生方と少し話して。ひさしぶりに当時を思い出して帰路につきました。時間は間違いなく過ぎていきます。変わらないものなんてない。そして忘れていく。その方が健全。いい日を過ごしました。

写真はこの学校の校訓なんだけど、高校で身につけるべきことを端的に表したいい言葉だなと思って、他所に行っても使っています。

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