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おがくず使用でのきのこ栽培その後とプロジェクト一時休止の報告

皆さんこんにちは!

前回の記事に、クラウドファンディングで調達した資金で「インド北東部僻地に希望溢れる未来を。きのこ栽培で収入向上を目指す!」プロジェクトを開始したことを綴りました。

今回初めての試みになった、おがくずを使用しての菌床づくりでしたが、きのこの種を植え付け(inoculation)てからおよそ2週間後、きのこが少しずつ成長し出してきました!

現在でも生育中ですが、これらのきのこは今回初めてKhououm(コウプム)のバザール(小さなお店が何件か並ぶ地域)において、また個人相手に販売しています!

ただ、5月初旬から現在までインド北東部全州で記録的な豪雨が続いており、なかなか思う通りに販売することは難しいですが、それでも、きのこ栽培は、少ない資源で小規模でも収入を得ることができる方法だとたくさんの住民に伝えることができました。

タイトルにもありますが、当プロジェクトの遂行について。

前回もお知らせしたように、私ごとではありますが、昨年末に、所属のNGOより夫共々他地域への異動を命ぜられ、同じ県下ではありますが、Khououmより150kmほど離れたNoney郡の丘陵地帯に、今月、家族一同引っ越してきました。

当初の予定では、引っ越し直後から何度かKhououmに戻り、引き続き、学校敷地内のモデルきのこハウスでの栽培を続けながら、近隣の丘陵地帯の村にきのこ栽培のトレーニングを設けるつもりでした。

しかし、5月に入り、インド北東部では記録的な大雨が続いていることから、現在地からKhououmへの移動はもちろん、Khououm内での移動もままならない日々です。また、6月はKhououmではどの家庭も田んぼの苗の植え付け作業があり、他の活動に参加することは難しい状態です。

異動が決定した直後から、どうやってなるべく予定スケジュールを変えずにプロジェクトを進行していくかを模索してきましたが、ここに来て、いったんプロジェクトを休止させて、雨季が開ける頃、あるいは大雨が続かなくなる頃を見計らい、8〜9月頃の再開を目指したいと思います。

皆様からのクラウドファンディングでの支援を無駄にしたくないので、できる限りプロジェクト効果をもたらすことができるよう、時期的、そして気候的にベストな状態に近い時にプロジェクトを実施していきたいと思います。

このような形での報告になりましたが、支援者の皆様にはご理解していただけますようお願いいたします。


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