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<あな病13>エリクソンの精神発達理論 8つの「ライフステージ」

アメリカの心理学者エリック・エリクソンは、人間の精神発達を8つのステージに分ける理論を提唱しました。各ステージで、人は特定の課題に取り組み、達成することで成長します。これは、ピアジェやフロイトとは別の分け方です。基本的にみんな分け方が違うのですが、ピアジェとエリクソンが実戦では使えます。(フロイトも深掘りすれば有益だけど抽象的で難しいです。)

では、こちらが精神の発達の8段階です。

  1. 基本的信頼対基本的不信(0-1歳): 安心感や信頼感を築くことが課題です。

  2. 自立対恥(2-3歳): 自己主張や自立のスキルを獲得することが求められます。

  3. 主導性対罪悪感(4-5歳): 自分の意志を持ち、行動する能力を発達させます。

  4. 熟達対劣等感(6-11歳): 学業や運動など、様々なスキルを習得します。

  5. アイデンティティ対役割混乱(12-18歳): 自己のアイデンティティや価値観を確立します。

  6. 親密性対孤立(19-40歳): 深い人間関係を築く能力を発展させます。

  7. 生成性対停滞性(40-65歳): 次世代への貢献や仕事の達成感を追求します。

  8.  エゴインテグリティ対絶望(65歳以降): 人生の総括や受容を行い、人生を振り返ります。


このように8段階に分類されており、脳の形成やホルモンバランス、社会的立場なども影響を受けるという発想のもとに作られていることがわかります。

実は、これらはちょっと頭のいい人ならばこれを読まなくても普通に過ごしているだけで直感的に理解できる内容(80歳になったら流石に落ち着くなんてことは多くの人が理解してますよね)なので、参考までにしてください。

ただ、実際脳の発育によって精神の形成が無限に進んでいくことは事実ですので、これを理解しておくと今後の学習がスムーズですし、つまり脳を開発すれば年齢を無関係に精神の発育をすっ飛ばせるということです。(笑)

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