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どこぞのDが思う「無課金」の重要度

どうも〜、みなさん無課金で何か楽しんでるものありますか?僕はあります。ま、無課金っていうとだいたいゲームが多いですよね。僕は現在進行形でゲーム業界にいるのでつらつらと言葉にしていこうかなと。

そもそもの前置きとして、最近「無課金でできる幅がそれぞれのコンテンツによって大きく差がある」ことを承知してほしい。そこの認識がズレると平行線で一生分かり合えない人が多いネタなので、この部分だけお願いしやす。

その上で、基本無課金で色々できるけど、楽しみの上積みとして課金する人もいる。という場合を引き合いに出そうと思います。優しい世界だね。

まず、僕のスタンスというか経験してきた事についてなんだけど、現場の考えは「楽しんでほしい」が結構強いと思っていて、経営者に近づくと「コンテンツごと愛して欲しい」って大きな欲と「しっかり収支を出して欲しい」って当然っちゃ当然の考えになっていくと思ってる。

その中でもよくできた人は立場や役職に関わらず「コンテンツを楽しんで、その結果として課金して欲しいな」って高尚な意見を言ってくれる。全員がこうだったら楽しさ100%で仕事できるんだけど、そうは行かない。

大体は株主だったり経営者だったりの「このコンテンツの盛り上がりやユーザー数だったらこれくらい稼げますよね?」みたいな視点が入ることで大きくブレることが多くてね。それでも戦ったりもする、面白いコンテンツだから今のユーザーに愛されてるんだよ。って。

で、ちょっと無理矢理な仕様が入ったり入らなかったりしながら運用を続けていくんだけど、そこで無課金のユーザーがどう思われてるかというと、「楽しんでほしいな」って素直な気持ちと「できれば面白さを周りにも伝えて欲しいな」と思う気持ちがあると考えてる。言わばスピーカー。

だから現場は面白いコンテンツを作り続けることに変わりはないし、無課金で楽しんでる人も全力で楽しみ続けて欲しいと願ってる。

その先に少しの「できればたまには100円でも良いから落としてくれると更に嬉しい」って気持ちもあるけどね。でも無理に「課金して!」なんて思ってゲームを作ってる人はほとんどいないと思う。というか現場目線では思いたくないね。

ということで、今日はどこかでも必ず言われてるであろう無課金についてだったけど、いいのよ、無課金でも。楽しんでくれさえすれば。

なんか少し熱くなっちゃったところでおしまいにします。では、さよなら。

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