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田中将大の帽子には”片側だけ”カーボンのプロテクターが入っているそうだ

田中将大がピッチャーライナーを頭に受けた映像は衝撃的だったけど、今は帽子の中に入るプロテクターができたらしい。

開発したのはヘルメットメーカーとかではない、従業員5人のベンチャー企業。カーボンファイバーやケブラー素材を使い、5mmの厚みで衝撃を半減させる効果がある。

面白いと思ったのは、もともとアマチュア向けに販売していたものが、逆に後からプロの世界に広がっていっているということ。数年前のMLBハイチュウブームもそうだけど、選手間の口コミってよく広がるね。

もう一つは、研究開発の途中の段階で、

投手が頭に打球を受けた過去のケースを分析すると、99%以上の確率で、投手の利き腕側の頭に当たっていたことがわかったのです。

ということに気づいたこと。これでコストも半減、重さも半減を可能に。投手の顔はキャッチャーに向いているので右も左も無い気がするけど、投球動作は体を捻るので必ず片側になるという結果。これ、発見したときはガッツポーズ出ただろうな。ちゃんとそういった視点でデータ取って分析することは重要です。

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