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5歳児にキスマークをつけられた話

最初に断っておくが、決してえっちな話ではない。

ショタママを察知して来られた方はどうぞあちらが出口です。


私には無い。発想の宝庫

下の子(定型発達)は私が想像もしないことをよくする。

それはそれは行動力の化身で、いつもすげぇなこの子。
純粋に尊敬、感心している。

例えばタイトル通りキスマークをつけられた話。

ことの発端


背の順で並べばいつも腰に手を当ててる5歳児。(要するに一番背が低い)

「にゃむに〜」と言って私の腕をすりすりする。

彼曰く、にゃむに〜は『かわいい』とか『だいすき』の意味らしい。


いつも通り腕ににゃむに〜を浴びる。
スリスリとチュッチュがセットで。

私の脳内のBGMはマキシマム ザ ホルモンの

♫チューチューラブリームニムニムラムラ♩

流れ出した。


ハムハム(字面にすると旨そうだな)は想定内だけど、おもいっきり吸い付かれるとは。

食べたくなるほど可愛いとは親がよく言うが、まさか我が子からそれをされるとは。


二の腕にクッキリ鬱血痕がつきました。

吸いつきたいと思ったその心は何なんやろうね?

みんなの子供も吸いついてきたりする?

私が常々考えてる(妄想してる)
究極の愛情表現が捕食やと思っていて。次点で食事を与えること。

好きすぎてどうしようもなくて、自分の体の一部にして共に生き続ける…みたいな。自分の手で相手をあやめるみたいな。
だいぶメリバやな。

メリバ=メリーバッドエンド。
出来事だけ見たらバッドエンドだけど、当人同士は幸せ。

思想がかなり二次元すぎるなw

リアルであったら原付バイクで逃げるわ。

ついでにもう一つ語りたいねんけど、
食事を与える愛の話。

山田詠美さんの短編小説で、
女の人が駆け落ちした相手に食事を作ってあげる話。

体力仕事の男の人に、食事を作ってあげて
『この人の血肉は私が作った』
みたいに悦に入るやつ。

すんげーー色っぽくて。
食事のシーンなはずなのに音がやらしく聞こえるのよ。
不思議よなぁ、小説なのに音が聞こえるって!

ちなみにこの小説ね。

大好きな本やから、おすすめだお。


ゲリラ豪雨の愛


なぜこんなに私のことを無条件で愛してくれるのだろう?

この時ばかりは母親とは役得だなぁと思う。

しんどいことや辛いことがあって修行のような毎日。

心身ボロボロでさ。渋谷事変の虎杖悠仁ってる状態でさ。

呪術廻戦の主人公。敵との戦闘で大事な人を失って心神喪失。
自分も戦闘で大ダメージ受けてる状態の動詞=渋谷事変の虎杖悠仁ってる。

今はこの降り注ぐ、もとい、ゲリラ豪雨のような愛情表現も受け取れるようになったけど、

以前は少しノイローゼ気味になっていた話はまた別の記事に。

きっと私にしてくれる一生分の愛情表現を、この5歳児の間に貯金しておくんだろうなぁ。

しみじみ、口の中の飴ちゃんを転がすように味わう私であった。


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