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ASD子育て中は自分が遠くに行ってる感覚。正解探しに奔走した話


自分の気持ちが行方不明になりそう


自分の欲求よりも子育てが最優先になってしまう。

自分の食べたいもの、
行きたい場所
やってみたかったことが

途端にわからなくなる。

定型発達の下の子となら『あんなとこしたいなー!あそこにも連れて行こう!』
みたいに自分主体で考えれるんだけど


ASDの上の子とだとそうはいかない。
見通しを立ててあげなければならない。
(初めての場所に行くからまずは画像か動画を探して…あと、どうやって行くかを前もって紙に書いて説明して…めんっどくさっっっっ)


そういう時がほんとにつらい。

あれ?私何のために生きてるんやっけ?ってなる
めんどくさくなって行きたい場所がゆううつな場所になってしまう。


これは意識しないとどんどんドツボにハマって腰が重くなる。
テニプリの白石蔵ノ介くんが腕の包帯を解いたら純金製のガントレット(要するにめっちゃ重いおもり)を常につけてる状態になるわ。

レビューや口コミ、YouTubeのコメント欄を漁るようになる。


だんだんと自分の中の欲求が分からなくなると、誰かの声を自分の声にしてしまおうとする。

要するに思考停止して他人頼りに。

自分の正解がこの世のどこかにある気がして、
自分と同じ感想を持った人を飛行機のアナウンスをするように探しちまう。


この中にワイと同じ考えの方はいらっしゃいませんか〜!


そうはいかん。




我こそはワイの1番の理解者なり


と、改めて声に出していきたい。

地道に、自分に問いかける。
お前の本当の気持ちはどこなんや?と。
白石蔵之介くんがおてんばな後輩の金ちゃんに優しく説教するようにな。



もちろんレビューを見ることに悪いことはない。


ただ、みんなはどう思ってるんやろ?

私、こう思ったんやけど、
間違ってないよね?


という考えの元でコメント欄を見て同じ思想の人が現れるまで漁ってしまうのは危険だよなぁ、と思った


自分が思ったことを正解にしたい。


その為にコメント欄を開く前は

『私はこう思ってるんやで!!』


と、強い意志を持ってコメント欄を覗こうと決心した。

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