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#21 世界で三番目に美しいBaliのパングリプラン村

どの国のどの土地に行っても滅多に観光地には行かず、ひたすら散歩という名の路地裏探険をしている私ですが、珍しく 世界で3番目に美しい村という山の中のパングリプランという村にお邪魔した。

元々はこの土地の王様に仕える熱心な下女のために、その生まれ故郷に似せた村を作ることを許してできた村と聞いた。

この村では持ち回りで自宅を公開していて、基本的には生活スタイルをそのままに残しているということだった。



17000以上の島、1000を超える民族が居るインドネシア🇮🇩
700以上の言語があるが、文字があるのは10言語以下のため、インドネシア語という共通語ができた今は、消えていく言語も出てくることが懸念されてると聞いた。

自宅が観光地になるというのもさぞ落ち着かないだろうと気の毒になるが、それぞれの難しさがあるなぁ…

ベトナムの山岳民族が住むSAPAも民族の消滅が懸念され、この村と同じように国からの保護指定が出ているそうだ。が…

保護のためのお金が充分に発展途上の国から出るのかというとそうではないらしく、山岳民族の人たちは、仕事用に民族服を着て観光客を追っては限られた物を売る。子供たちも。
その姿は見るのも辛い瞬間が何度もあった。

最近では金銭サポートをしているのが中国らしく、お金の回り方も変わってると聞いた。

残すことは大切。それはシンプルな願いだけど…
経済サポートのない中での暮らしは、その村の若者の将来まで制約が入ることもあるようだ。

その全景がぼんやり見える中で、では外国人として、今日来た観光客としてどう行動するか…
それを考えるのは、楽しい観光の仕方ではないのかもしれないけど、考えてしまう…

この子たちが大きくなる頃、インドネシアはどんな風になってるんだろう…

外国の通りすがりのおばさんとしては、少しでも自分らしく自由に将来を生きて欲しいと願うのみ…

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