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やまとなでしこ 特別版から見る女性のファッション心理

こんにちは、オカダモモコです。

この間、20年前の「やまとなでしこ 」が再放送の特別版が地上波で放送されましたね。

私は当時仕事で忙しくて見ていなかったのですが、すごく話題になっていたので名前となんとなくのあらすじは知っている。。。という感じでした。

特別版を見た感想は、ディズニーの物語を見ているような気持ちでキラキラして見ることができました。すごく良かったです。

私が印象に残ったのは、主人公の桜子のアパートが火事になってしまい、桜子は部屋にあるたくさんのハイブランドの洋服を取りに行こうとしているところをみんなに止められていて、そこに現れた欧介さんに

「洋服は私の全てなの!!」

と言っているところです(←おそらくここじゃなくて最後の「あなたといると残念ながら私は幸せなんです」が圧倒的意見だと思いますが。。。もちろんそこもすごく良かったです!)

それで欧介さんは火の中を桜子の洋服を取りに行くのですが、思った以上に火が大きい。

火の中で欧介さんの目に飛び込んできたのは、桜子と初めて会った時に彼女が着ていた白いバレンチノのスーツ。

これだけを自分の服の中に入れて守り、欧介さんは消防隊員に助けられて外に出ます。

外に出た欧介さんに駆け寄った桜子、欧介さんが持ってきた洋服が白のバレンチノだけとわかると

「これだけ〜?!」

と言い放ちます(爆)

おいおい、自分のために火の中に飛び込んで洋服持ってきてくれた人にそれはないだろ!!と思いますが、それがまた桜子らしくて笑ってしまう。

桜子の言う通り、洋服はその人の全てだと私は思っています。

桜子はどうしてもお金持ちと結婚したくて、そのお金持ちに見合うように自分の給料の9割を洋服にあてている。

だからこそ自分の人生そのものがハイブランドの洋服達なんですよね。

どういうことかと言うと、洋服によって自分を偽ることもできるわけです。

相手にどう印象付けるか、どう思われるか、どう思わせるか。イメージングに洋服は大きな効果を与えます。

言い換えると、洋服は「自分のコンプレックスの現れ」なのです。

桜子は自分が貧乏で貧乏でそれが心の底から嫌だった。それを物色するのが「お金持ちと結婚すれば幸せになれる」と言うお姫様願望で、目的に向かって猪突猛進し、願いを叶えようとするためにハイブランドのお洋服で自分を貧乏だったとは絶対に見せないようにする。

お洋服で自分を変えられるか?と聞かれれば、私は「YES」とはっきり答えます。

私もそうでした。自分の体型にコンプレックスがものすごくあったからこそ洋服に異様なほど興味が持てたのだと思います。

おかげでどうやって痩せて見えるか、華奢に見えるか、10キロ痩せて見えるか、などものすごく研究しました笑

そう考えると、コンプレックスも悪くはないのかなとも思えます。そのときは辛いですけどね。

服って絶対に着るものじゃないですか。例え室内で着てなくても外に出るときは着ないわけにはいかないですよね?

お洋服一つで気持ちも切り替えることができる。オシャレに興味がなくてもお洋服には皆さん興味がないことはないと思うんですよね。

適当な服を着ているときは気持ちも適当だし、ゆるゆるな服を着てるときは気持ちもゆるゆるじゃないですか。私も休日、子ども達と公園行くときは適当なゆるゆるの汚れてもいい適当な服着てます。そういうことです。

だからお洋服一つで世界を変えられたら人生ちょー楽しいって思うのです。

やまとなでしこ の桜子は当時女性からすごく人気があったようですが、そうだろうなと思います。だってものすごく自分を表現していますよね。本人は隠してるつもりでも全く隠していない。

今の令和の時代でここまでハイブランドに身を包んで合コンの女王になっている人がいるかはわかりませんが、婚活市場でお洋服はとても大事ということはよく聞きます。

言い切る。洋服で世界は変えられます!!

私は今は子ども服のみの取り扱いで大人のスタイリングは頼まれない限りしていませんが、桜子を見てたらまた機会があったらやってみたいとも思いました。お洋服ってほんとマインドがすごく重要なんですよ。意外かもしれないけど。

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