専業主婦、息子に泣かされる
こんにちは!
肌寒い金曜日となりましたね。
読んでくださってありがとうございます。
教員退職から1年ほど
小学校教員を退職してからしばらく経ちました。新卒から10年ほど「先生」と呼ばれてきた自分が、教員じゃなくなることに最初はなんだか戸惑う気持ちがありました。
‥仕事は好きでした。
でも、両親が遠方にいて未就学児が2人。
子どもたちとの時間をもっと増やしたいという思いが溢れての退職。
今も後悔はありません。
専業主婦の自分
教員時代、周りの先生から
「麦原さんには専業主婦、合わないと思うけどねぇ〜」
なんて言われていた私。
きっと家庭的に見えなかったんでしょうね。笑
高学年を担任時は
家庭科のミシンや調理実習で数々の失態を見せていましたし‥
自分としても、専業主婦として過ごしていく自分があまり想像できませんでした。それほど、私の日常は「先生」という仕事でいっぱいでした。
‥意外でした。
こんなに専業主婦がしっくりくるなんて。
毎日ご飯を作ること
こまめに掃除をして、家を片付けること
息子の入園グッズをミシンで作ること
どれも上手とはいかないけれど、とても楽しくて‥
先生の自分が思い出せないくらいに
どっぷり専業主婦の自分がお気に入りとなりました。
謎の申し訳なさ
子どもたちと毎日たっぷり絵本を読んだり
時間を気にせずお風呂で遊んだり‥
夢見ていた生活ができるようになって本当に嬉しかったです。
でも、ときどきふと顔を覗かせるのが
「謎の申し訳なさ」です。
教員時代、スタバの新作は気軽に「ご褒美〜🎵」と飲んでいたし
美容院に行くのもリフレッシュでした。
でも専業主婦になってからはどちらもハードルが上がりました。
「自分で稼いでないのに、そんなに贅沢できない‥申し訳ない‥」という思いが生まれてきたのです。
息子のキョトン顔
ある日、4歳の息子がお友達のママの話をしました。
「〇〇くんのママは、病院でお仕事してるんだって!だからお迎えがパパなんだって!」
私が
「そうなんだ!すごいなぁ。ママもまたいつか外でお仕事しなくちゃな‥」
とつい本音がもらしてしまいました。
すると、息子がキョトンとした顔でこう言ったのです。
「え?ママ毎日お仕事してるじゃん!お皿あらったり、お料理したり、こそだてしたりさ!」
全専業主婦が泣いた
文字通り、泣きました。笑
報酬があるものが仕事だと思っていた私ですが、息子の言葉で
自分の毎日やっていることに誇りを持とうと思えました。
そして、息子から出た「こそだて」のワードになんだか癒されました。笑
私の中の全専業主婦が泣きました。
我が息子ながら、本当にかっこいい‥!夫にしたい‥!と思いました。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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