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7年ぶりの抗鬱剤。12月22日の日記

いろんな楽しい夢(内容忘れちゃったけど)を見ていて、昼過ぎにベッドを出る。クリニックに電話して夕方からの診察を予約。用意して出かける。

クリニック前に腹ごしらえ。阿佐ヶ谷のお気に入りのパスタ屋へ。たらことうにのスパゲッティに納豆と青じそをトッピング。おいしかった!ゆっくり味わって食べる。

クリニックは混んでいて一時間近く待たされる。平日の昼なのに。年末だからか。コロナの影響か新たに病気になってる人も多いみたいで、新規の患者さんが結構入ってるみたい。今日はちゃんと話を聞いてほしかったので、薬だけにはせず待っていた。

やっと名前を呼ばれ、診察室に入る。仕事がなかなか決まらず生活も不規則になり、コロナで人としゃべれず気持ちが落ち込んだ状態が長く続いていると話す。女性の自殺が増えているという報道を聞いて自分が死んでも許されると思った、と希死念慮についても話す。気分を楽にする薬を処方してほしいと言う。私は双極性障害なので、抗鬱剤は原則処方してもらえない。双極性障害用の薬は、エビリファイやデパケンなどの気分調整薬。でも、デパケンは前に飲んでいたときは全然効果が感じられなかったし、エビリファイは気分を上げてくれるけれど、私の場合は逆に躁にもなってしまう。私はそれより、気持ちを落ち着けて楽にする薬がほしい、と訴える。先生はPCで私の過去のカルテを見ながら、私が抗鬱剤で一番最近飲んでいたのは、2013年のデプロメールであり、それは当時それなりに効いていたようだ、と言う。何年も同じ病院に通っていると、過去に飲んだ薬や効き方がわかっているから便利だ。自分自身では把握できない。新しい薬だと、自分に合うかどうかも、副作用がどう出るかもわからないから、過去に飲んだことのある薬を使うほうがいい。私は2011年にひどい鬱になり、10カ月くらいなにもできなくなって一日中寝ていたことがあった。そのとき、いろんな抗鬱剤を次々と試していて、合わなかったり副作用が出たりで大変だった。しかも抗鬱剤は、飲み始めてから効いてくるまでに二週間ほどかかる。2~3週間一つの薬を飲み続けて、効果が表れなかったり副作用がひどかったら別の薬に切り替える、ということを何カ月もやっていた。それはかなり苦しかった。自分に合う薬を見つけるのは、大変だ。デプロメールでなんの異存もない。今夜から飲み始める。少しは効くといいけど。

スーパーで買い物して帰る。お風呂に入り、楽しみにしていた『この恋あたためますか』の最終回を観る。うーん、やはり浅羽×樹木か。まあわかってたけどね。樹木の気持ちを察し、「拓兄のとこに行きなよ」と言って無理に笑う新谷が切なかった。最終回にクリスマスを持ってくる恋愛ドラマは必ずハッピーエンドだ。このドラマも定石通り。なにも意外な展開などなかった。みんながハッピーになる。浅羽と樹木はここぞとばかりにイチャイチャしまくる。この手のドラマは、最終回よりも、その前の展開のほうが断然面白い。なにも意外なことが起こらないハッピーエンドは面白くない。救いだったのは、新谷と里保がちょっといい感じの雰囲気になったこと。いつかこの二人が結ばれますように・・・。

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