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写真という下準備をしっかりしておく

こんにちは。Rome .photographのmisatoです。

Romeでは写真撮影だけではなく、撮影した写真でフォトアルバムの作成を行っています。
ちなみにそのデザインも一貫して私が行っているわけですが、フォトアルバムのデザインにテンプレートは一切ありません。
真っ白なアルバムからひとつひとつデザインをしています。

どの写真をアルバムに入れるのか選んで、真っ白なアルバムに配置して…と考えるとものすごく時間がかかりそうですが、ざっくり1日1冊でデザインは完成します。
もちろんページ数にはよりますが、結婚式の1日をアルバムにするのに1日くらいでしょうか。

これを早いと思うか、遅いと思うか、みなさんに聞いてみたいところではありますが、実際にアルバムのデザインを依頼してくださったお客様の反応的にはどうやら早いという体感のようです。
どうして真っ白なページから作り上げているのにサクサクとデザインをお客様にご確認いただけるところまで進めるのか?
それは撮影の段階でフォトアルバムのデザインが7割完成しているから。

もちろん撮った写真を見て、どんなデザインが良いかな?と思うこともありますが、写真を見てデザインを考えるよりデザインを組み立てて必要な素材を撮っているという感覚が近いように思います。前後のページのイメージも思い浮かべながら見飽きないようなバランスを考えた上で撮影にあたります。それが7割分のデザイン。
残りの3割は写真を見ながらデザインを組み立てられるように欲しくなるであろう素材(写真)を多めに撮影しておきます。
この写真を主役にするのも良いし、こっちの写真が主役になっても良いというように選択肢を自分に多く与えておくイメージで。

だからデザインをするときにはあまり迷いがありません。もう事前準備がしっかりできているから。

そうするようになったのは以前、フォトスタジオに勤めていたときの大好きな先輩からの教えなのですが、過去に先輩のアルバムをデザインさせてもらっていたときは写真の意図が本当によく見えました。

こんなデザインにしたいから、こう撮っているんだろうな。
このイベントはここがポイントだったんだな。

自分が実際に行っていないイベントでも、何がメインイベントだったのか、どこが素晴らしかったのか伝わるのは意図のある写真があったから。
写真は視覚で情報を伝えることができるツールだからこそ意図の伝わる写真を撮ること、大事にしていきたいです。

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