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写真にはやっぱり愛が写ると思う
こんにちは。Rome .photographのmisatoです。
以前、勤めていたフォトスタジオには本棚がありました。
本棚にずらっと並ぶ本をぼんやり見つめていたら「星の王子さま(サン=テグジュペリ著)」を見つけました。
子どもの頃、図書館で借りて読んだことがあるけれど、一体どんな話なんだっけ?
本棚から本を手に取ったまま考えてみたけれど、思い出せなくてもう1度読んでみることにしました。
星の王子さまといえば、特に有名なのはこの一節。
とても簡単なことだ。ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない。
いちばんたいせつなことは目に見えない…口に出しながら、何でも写真に置き換えて考えがちな私はつい写真のことを思い出していました。
「気持ち」って写真には写るけど、普段の生活で可視化されているシーンは多くない気がしています。
例えば、自分が生まれてすぐの頃。写真は残っていても、自分が覚えている記憶はありません。写真があるから、こんなことがあったのだと知ります。そこにあるのは事実と記録かもしれないけれど、一緒に写っているのは愛情や思いなのだと思います。
Romeでは家族写真や七五三、誕生日の記念写真など、いろんなご家族の節目に携わらせていただく機会があります。そのなかでも特に大切にしていることは、パパやママの愛情や思いもまるごと写真に残していくこと。
私が写真をはじめた頃は自分が撮った写真を見て、誰かが喜んでくれることに喜びを感じていました。それが楽しく続けて来れたけれど、いつの間にか写真を撮ることが目的ではなくて、愛情や思いを残す手段として写真を選んでいるような気がしています。
写真のことが好きな理由。私が写真を選ぶ理由。どちらもたくさんあるけれど、そのなかでも1番大事に思っているのはこれなのかもしれません。
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