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盆踊り文化に真正面から挑んでみたら

こんにちは。Rome .photographのmisatoです。

人生で10年以上続いたことは数えるほどしかないけれど、そのひとつがよさこいの撮影でした。

最初はよさこいに興味がひとつもなくて。
偶然、目の前で踊ったチームに心奪われたことをきっかけに10年以上続く趣味になりました。

好きになるのなんて一瞬。

関東に引っ越してきた、数年前。
引っ越しの荷解きを3時間30分で片付けて、都内の盆踊りに出掛けました。
その日は朝から飛行機で香川から関東へ来たばかりだったので、今思ってもなかなか体力おばけのスケジュール。

地元には盆踊り文化がなかったので、東京って輪になって踊るんだなぁとはじめて知り、見よう見まねで盆踊りに参加しました。

それからあっという間に伝染病がはやり、お祭りは軒並み中止に。

だから、あちこちのお祭りが再開した今年は、はじめて関東の夏をちゃんと受け止めているような気がしています。
高知のよさこい祭りに行くことが叶わなかった分、盆踊りでたぎった血を鎮静しているのですが、ある盆踊りで一目惚れした盆踊りの先生がいました。

たくさん人が居てもそこだけ釘付けになって、その人しかもう見られなくなるような、そんな一目惚れ。
劇団四季も宝塚も舞台のうえに立つ人を見るたびにそんな人が必ずひとりは居るのですが、盆踊りでもひときわ美しい踊りの先生を見つけてしまいました。

もちろん凝視。一瞬にして心鷲掴みにされました。

先生を追いかけるように全力で踊り、後日。
別の盆踊りでなんと先生をまたしても発見しました。

あっ、推しが居る!!!!!!

と普通に口から漏れていたのはここだけの話です。

もちろん輪に入って全力で盆踊りを踊りながら美しさにひれ伏してきました。どこの誰だかは存じ上げませんが、きっと舞踊経験者の方だろうな。
思わずサッと一瞬、カメラを向けて「やっぱり私は好きだと思った瞬間を残したいって無意識に思っているんだろうな」と感じました。

ハマるときは一瞬。気付いたときには心掻っ攫われているもの。
そうわかっているからこそ、目が奪われた一瞬はよさこいのときを思い出すものがあってドキドキしてしまいました。

来年もどこかの盆踊りでまた美しい踊りを見れますように、と願いながら帰路につきました。

大東京音頭での先生の美しい手捌き、再現できるように来年は盆踊りも予習してから挑む所存です。

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