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他人にアドバイスすることで自己を満足させている人にメンタル削られやすい私


アドバイスすることで自分の面を保っている人、アドバイスをすることでしか会話できない人、と最近本当にご縁があるのか(もう切りたい)知り合うことが多くなった。

相談に乗っていないし、求めてもいないのに、
「彼氏作りなよ」「もっと資格とりなよ」「もっと積極的に会話をしなよ」
などと相手のアドバイスベースの会話に導かれる。

私はこのようなアドバイスしたがりな人にメンタルを削られやすい人間だ。
なぜなら私は人と話す時は基本、自信をまだ構築中ゆえに自分の失敗談などを並べて相手を持ち上げる会話になりやすい。

そんな私を見たまんま受け取る人たちが「私がこの子をどうにかしなきゃ!」という気持ちにさせてしまうと推測している(確認はしていない)。また、私は人の話は100%耳を傾けて理解しようと努めるためにアドバイスを受けている間は相手が正しいと思い込んでしまう。しかしその人と別れた途端、イライラが止まらなくなる。

『恋愛に価値観や重要度が人それぞれ違うことをこの時代になっても知らないなんてなんて無知なんだもおうお前とは話したくないわ、、』
『人それぞれの人間関係の構築に仕方があるじゃん、あと私重度のHSPで会話していない時間も必要なんだわ、吃音もまだ克服できてないんだって』

半分言い訳にも聞こえるだろうこの反論たちが数日間私を襲いまくる。

その嘆き悔しんでいる数日間アドバイス人間様達はアドバイスしたことなど忘れて生きているっていうのに。


そんなことが最近私が就職活動中ということもあり、特に多く、被害者面している自分にも嫌気がさしたので、解決方法を考えた。

一つ目は、アドバイスされたら、自分が、それを分かっててしない理由またはできない理由を完璧に反論する方法だ。
文字で見ると非常に安易な解決法だということがよくわかって良い(?)。
こんなものは、アドバイスされている間自我を失う性質の私に適用するはずなどない。無理矢理反論しようもんなら、自分のことを話すと泣く癖があるので泣き出すか、吃音によって言葉が発せられなくなるか、いずれにせよ想像したくないほど最悪だ。

二つ目は、アドバイスに対して失笑して少し嫌な感じのニヒルな笑顔で「ウイっす」とか言ってみちゃう方法だ。
これは実際に本日試してみた。バイト先の社員からの就活への励ましと期待と改善案の三つで猛攻撃してきたので、私はやられまくって感情を失ったため、無理矢理笑って(→結果的に失笑)して微かな声で返事をした。これは相手をバカにする本来の目的というより、疲れてそうせざるを得なかった故の行動ではあるが、結果、納得してなさそうな私を納得させるために、社員はさらに説得を繰り返した。最終的にはただ私の精神が乱れまくっただけだった。

そんな中、HSPについて勉強中に、HSPは気にしないということがそもそも無理だということを知った時のことを思い出した。

いろんなことが気になる人、気付く人に対して「気にするな」とアドバイスしてくる人は、この世に「気にしないができない人」が居ない前提、いや、むしろ知らずにアドバイスしてくる。

このように生まれつき、または育った環境が理由である事ができる人は、生まれつきある事ができない人を、努力不足などと評価する。

この構造と私のアドバイス恐怖事件は重なると感じる。
つまりアドバイスしている側が実体験を持って学ばない限り私たちアドバイスを求めてないのに勝手に受け取らされる側はこれからもアドバイスを受け取り続け、パンクするのだ。そんなのは絶対に嫌だ。

この構造を理解した私は、三つ目の解決法を考えた。

三つ目、人から頂いたアドバイスは審査員目線で、採用するか不採用にするか判断する。

とにかくアドバイスが舞い降りてきた時、得意な妄想で、審査員席に私を、真向かいにアドバイス魔を座らせてアドバイス魔が提案する構図を妄想し、私がその案を採用の場合は○の札を、不採用の場合は×に札をあげることにする。

アドバイスを自分の人生に生かすか生かさないかは自分が決めていいに決まってるし、むしろそうでなければいけない。

私の頭の中で不採用になったアドバイスをしてきた人には気持ちよくおしゃべりさせておけば良いのだ。大抵私のことをよく知らないのにアドバイスしてくる人は話すことがないのか、自己満なのかどちらかだろう。この案のいいところは人間関係のいざこざを起こさずに、人の話を受け流すイメージがしやすいところだ。そしてアドバイスに対して不採用を繰り返すうちに自分は自分のままで意外と充足していると気付く事ができる。

でも私ってこうやって解決してもまたすぐに忘れるから勝手に評価してくれる人間に呆れたらまたこのページを見返そう。

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