非モテだった私が理想の女性とお付き合いするまでの話 〜第9話 上品な女性と出会う〜
【前回のあらすじ】
前回は、「ダンディズム」の存在を友人の恋愛コンサル、ジャックから教わり、ダンディ・アイテムを伊勢丹で追加購入しました。「ダンディズム」の呼び方や厳密な定義は重要ではないです。理想の女性とお付き合いしたいのであれば、単に「おしゃれ」であるだけじゃ不十分で、自分の「独自スタイル」を追求していく必要がある、というお話でした。
【今回の話のまとめ】
今回は、アプリ「いきなりデート」でマッチングした2人目の女性と顔合わせです。顔合わせをしてみると、ほぼ理想の女性でした。こんなに早く巡り会えるとは思っていなかったのが正直なところ。
”遅かれ早かれ、チャンスは必ず巡ってくる。だから、自分にできることは、すべてやり尽くせ”
いろんな場所で聞かれる言葉ですが、改めて時間する経験となりました。
恋愛コンサルからの教育を受け、身だしなみ、モテ・マインド、アイテム、立ち居振る舞いを訓練してきましたが、本当に地味なことばかり。
なかなか目に見えた成果は分かりにくいし、理想の女性とめぐりあうチャンスもいつ巡ってくるか保証だって無い。
しかし、目標を決めて、行動し、習慣化していくうちに、上手く「ハマる」瞬間というのは来るものだっと改めて実感するのでした。
恋愛だけでなくて、勉強でも仕事でも、世の中は「行動して、継続した者勝ち」だな、と。貴重な教訓を得る機会でした。
今回は、顔合わせでの事実を語るだけです。
1.マッチングした2人目の女性はお医者さん
◆マッチングした女性のプロフィール
マッチングアプリ「いきなりデート」では、2ヶ月に合計で5人の女性とマッチングすることができました。
今回は2人目です。
これまでの記事でも説明した通り、「いきなりデート」では、運営側が自動的に仮でマッチングを行い、顔合わせの場所も指定します。
マッチングしたペアがお互いにデートを了承したら正式にマッチングが成立する仕組みです。
男性が知ることのできる女性プロフィールは
・年齢
・出身大学
・職業
の3つのみ。
今回のマッチングした女性は、
・年齢:29歳
・大学:とある歯科大学
・職業:医者
と書いてありました。
医者だって?
速攻で、「デート承認」ボタンをポチりました。
◆高まる期待と不安
私の中の勝手なイメージ。医者の女性は知的で、コミュニケーションもできて、プライドが高く、職業意識も高い。
私が決めていた理想の女性像にマッチしそうだと感じました。2人目で医師とマッチングするとは、マッチングアプリの選定を丁寧にやってよかったです。↓↓↓
まさに、これまで恋愛コンサルの友人から教えてもらってきたことを実践するときが来た、と内心ウキウキが隠せませんでした。
一方で、社会的に見れば、医師は超エリート。
「私なんぞがデートして良いのだろうか。」とか、
「楽しく話ができるのだろうか」、とか一瞬ネガティブな思考が頭をよぎりました。
が、ネガティブ思考なんて無意味なので、
「いや、そういう女性こそ私にふさわしい。」と、意図的に、モテ・マインドに思考を変えました。
2.顔合わせ前は入念に準備
この時は、人生史上、最も入念に事前準備をしました。
すべては書き切れないので、主にやったことだけ書きます。
【医療業界に関する調査】
相手の女性が29歳なので、関連しそうなテーマで事前にネットで軽く調査。
これ、結構大事ですね。
・女性医師に対する差別、偏見はあるのか?
・医療における若手教育は、どうやってるのか?
・対応に困る患者様に遭遇した時はどうしてる?
・医師としてのやりがい楽しさ、厳しさ、ストレスはあるか?
などなど。
【身だしなみ】
・ブリオーニのシャツ、購入したばかりのマッキントッシュのコート
・目、口、顔、匂い等をチェックリストを作成して確認
【イメージトレーニング】
・自分はモテるにふさわしい男だと、寝る前に何度も言い聞かせる
・2日前から、楽しく会話をしている場面をイメージする練習
【食事】
・3日前から脂っこいもの、匂いのある食べ物を避ける
【運動】
・当日の顔合わせ前に20分ランニングして汗かいておく
【前回デートの教訓を確認】
・長話をしないで、「物足りない」と感じるぐらいで切り上げる
【顔合わせの最終ゴールを確認】
・自分の良さを主張するのではなく、相手の女性の価値を上げることに専念すること。
こんな感じで入念に準備し、顔合わせを迎えます。
3.会話を開始して5分で理想の女性と確信
◆会っていきなりプレゼントをもらう
場所は、恵比寿。私は10分前に到着。
5分前ぐらいに女性も到着。
とても落ち着いていて、上品な女性でした。
目はパッチりではないが、鼻のラインが整っている。
黒髪で、レースのタイトスカートコーデが似合いすぎて、反則でした。
名前は華(はな)さん(仮名)。
「どうぞ、プレゼントです。」
アプリで顔合わせする日の直前に私の年齢が変わったことに気がついて、
誕生日プレゼント用意してくれていました。
初対面の人でも受け取りやすいよう、小さいチョコレートで、見た目も美味しそう。
なんて、気遣いができる人!!
いきなり、高感度が上がりました。
◆10分で理想の女性と確信
話を初めて数分した経ってないですが、ほぼ理想の女性だと確信しました。
見た目がいいのはもちろんですが、かなり仕事に対して前向きな姿勢で、自律している様子が非常に印象的でした。
私:お医者さんだと、いろんなタイプの患者さんがいて大変そうですね
華さん:そうですね。。でも慣れたので全然平気ですよ。仕事してて楽しいですね。(ニコッ
私:研修生の教育とかも担当されてると、患者さんと話せる時間が少なくなりますね。
華さん:教育をやってくれと、上司からよく頼まれます。押し付けられてるのかも・・・。 後輩と話すのは好きだから問題ない、というか、自分でやりたいぐらいですね。(笑
もう十分。こういう仕事に誇りをもって自律している人を求めていました。ほぼ、最初の10分でこの女性は自分の理想に当てはまっていると確信。
その後の会話は、会話の主役はあくまで女性。華さんの価値を高めることをゴールに会話を進めます。
「後輩から頼られる存在かもしれませんね」とか、
「正確な知識があると患者さんから信頼されますね」等、
ポジティブでありながら、できるだけ客観的なフィードバックを相手に投げかけます。褒めつつも、気持ち悪いおだて方にならないように、注意をします。
自分語りはせずに、自分の事になったら事実を淡々と伝えるのみ。
4.次回、スイーツを食べに行く約束をとりつける
1時間が経とうかというタイミングで、会話を切ります。前回の顔合わせの反省を活かして、「もうちょっと会話していたいな、、」と相手の女性が感じるタイミングで切り上げます。
LINEも交換します。
私:華さん、甘いもの好きですか?次回、スイーツ好きなので、一緒に食べに行きましょう」
華さん:ぜひ行きましょう。○○日と△△日なら空いてますよ。
私:わかりました。場所決めたらご連絡しますね。
実は、友人の恋愛コンサル、ジャックから
「場所と時間はデートの戦略上、重要。その場の思いつきでは決めるな。」と事前に言われていました。なので、一旦、次にデートする約束と日にちだけを約束して、今日の目的は達成としました。
成果は上々。今日はこれ以上の成果を求める必要はない。
5.帰りの電車も和やかに
ランチが終わって、恵比寿駅に向かいます。
初対面だし、駅から分かれて帰ったほうがいいだろうと思い、帰る方向を聞きました。
私:私は、山手線で新宿に行きます。華さんはどうされます?
華さん:私も渋谷経由で帰るので、同じ方向ですね。
ちょっとびっくり。初対面の人と、電車で一緒に帰るのはちょっと気まずくない?とも思ったのですが。
それだけ、私に好感と親近感を持ってくれたということでしょう。
この反応に私は内心、嬉しかったです。今までの訓練が報われた瞬間でした。
帰りの電車の中では、お互い行ってみたいお店の話をしてました。
特に記憶に残っているのは、無言の時間も若干あったのに、気まずさを感じなかったこと。
おそらく華さんも同じ感覚だったと思います。
6.おわりに
今回は、ようやく巡って来たチャンスのお話でした。
いつ成果が出るのかなんてわからないので、目標に向かって行動し続けることは心理的に難しいですね。
当時を振り返ると、報わることをあまり期待し過ぎていなかったことが幸いだったと思います。
心理的に、健全な自信を保つことができていました。
「理想の女性が現れる保証なんて求めるな。でも、目標に向かって頑張るのは当たり前。そうすれば勝手に報われる時がある。」
これが当時考えたことですし、これは仕事でも活かせるメンタリティだと今でも思います。
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