誘って引き込んで　ユベントスvsビジャレアル

チャンピオンズリーグ2ndレグ
ユベントスvsビジャレアル

スタメン

ビジャレアルのビルドアップ

ビジャレアルは、しっかりと後方からつなぎ、前からはめに来るユベントスのプレスを誘って、それを裏返すことでチャンスを作り出すという狙い。ビルドアップからのプレス回避方法は、サイドバックに入れて、一対一の局面で剥がす、ジェレミピノにロングボールを入れて対峙するデシリオに競り勝つ。セカンドを拾う。トリゲロスが中に入って、降りて引き出す。ボランチに渡して、引き付けてからのサイドチェンジ。これらの方法でプレス回避を行った。このビルドアップからシュート、チャンスを作り出すことは多くはできなかった。

ビジャレアルの守備配置とユベントスの攻撃

ビジャレアルは、守備では、ジェレミピノはデシリオにマーク、ロチェルソが左におりて５-4-1気味で守った。ペナルティエリア前セットで構える形をとった。
ユベントスは、デ・シリオが高い位置を取って、ラビオが中に入る。アルトゥールは、ビルドアップを助けに降りる。中盤ではロカテッリが高い位置を取り、背後へのアクションも起こす。ヴラホビッチは、攻撃の起点になる。ヴラホビッチが受けて、一気に1人でサイドチェンジまでこなし、前向きの選手を作り出す。いつも通りグアドラードの突破、クロスからもチャンスは作った。特に前半は、チャンスを多く作ったが決めきれず。

ビジャレアルの攻撃の配置

トリゲロスが中に入り、エストゥピニャンは、高い位置をとる。チャンスは、多く作れなかったがワンチャンスをものにした。ジェラールモレノが入り、攻撃起点となってチャンスを作った。先手の交代からゴール。結果は良いものとなったが、ドン引きのサッカーを行ったため、ジェレミピノ、トリゲロスの両サイドの攻撃は活かされなかった。先発は、この2人で良かったのか？ペドラサなどのサイドバックを1枚上げるの形の方が活きたかもしれない。