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松屋によって味は違う

大事な事を言います。「チェーン店は店舗によって味が違います。」

普段特に何も考えずにご飯を食べていると、無意識に「松屋はどこで食べても松屋」みたいになりがちですが、同じレシピを同じ食材で作っても同じ味にはならないのです(松屋はどこで食べても松屋です)。

味に差が出る最も大きな要因は、調理の人のスキルです。たとえマニュアルが決められていようと細部に神は宿り、口に運ばれるまでの全てが選択と決断の連続です。例えばご飯の炊き加減とか。松屋は牛肉の量が毎回バラバラだし。昔飲食のバイトに入りたての時、マニュアルを見せつつ「俺は書いてる分量からちょっと変えてる」って説明してくる先輩もいました。混乱するだろうが。そもそも調達される食材が、野菜だけは各地域によって異なるみたいなこともありますし。

その他にも味が変わる要因はあります。例えば店内の空気のキレイさです。食事の際、その場所の気温湿度空気のキレイさは味の体感に非常に大きな影響を及ぼします。なんなら景色もね。だから俺たちはピクニックに行くんだろ?

そんなこんなで、同じチェーン店だろうと決して味が同じ訳ではないのです。まぁ、ほぼ同じです。

こういった小さなことにも注目したり一喜一憂したり出来れば、人生が豊かになる気がしませんか?(僕は同時に貧相になってる気もしています。)

次回は、「東京、このチェーンはあの街の店舗がウマい!」を私の経験から皆様に教えようと思います。


余談ですが、このような同じ商品のビミョ〜なばらつきをオタクは個体差と呼びます。この言葉を使いこなせば立派なオタクになれます。例文も載せましたので参考にしてください。

〜個体差の影響からか、気持ちコッチのほうがまろやかさがあるね〜


ほぼ思い込みです

全額寄付します、本当です