W.A.モーツァルト【アレグロ ニ長調】

W.A.Mozart【Allegro D-dur】K626b/16

この楽譜はもともとW.A.モーツァルトの末息子が所有していたが、様々な所へ旅をし、2018年モーツァルト財団に売却され、専門家による慎重な鑑定によりW.A.モーツァルトの作品であると判定。
2021年1月27日にドイツ・グラモフォンよりピアノでの演奏が公開された。
この作品は1773年、W.A.モーツァルトが17才の時に作曲し、おそらく交響曲を鍵盤楽器用にスケッチしたもので、姉ナンネルのために書いたと推測される。

W.A.モーツァルトがピアノを所有したのは、1782年かそれ以降といわれている。
すなわちこの曲はチェンバロによって作曲され、また当時の演奏慣習により演奏者が即興的に音に装飾やディミヌーション(細分化、変奏)を加えたとみられ、この動画ではその再現を試みた。

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